海況速報(2008年02月)

平成19年度 第6号(通算 No.120)
平成20年03月21日

北海道立水産試験場

2月上旬から2月下旬の海況

今年度は燃油代高騰等財政事情により,海域によっては観測点の数を減らしています。また,日本海の水平分布図においては,海域毎に示し,海域間の等値線はつなげておりません。

海域別情報

日本海海域
前回12月の観測に引き続き,水温の低い海域が広くみられます(水温偏差表参照)。特に,江差沖,石狩湾,道北の宗谷海峡西方では,海面水温が例年よりも2~4℃低くなっています。道北における水温低下の要因は,海面の塩分が低いことから,オホーツク海水の日本海への流入によるものと考えられます。
余市における旬平均水温は,1月は「平年並み」から「かなり低い」で推移していましたが,2月は「非常に低い」になっています。
道東太平洋海域
沿岸親潮(*1,指標:水温2℃以下)が道東の沿岸に沿って流れています。
水温は,沿岸親潮が分布する沿岸域で例年よりも低く,これよりも沖側の海域で0~1℃高くなっています(水温偏差表参照)。
道南太平洋海域
海面,50m層水温の水平分布図から,沿岸親潮の影響を受けた水塊(水温3℃以下)が噴火湾へ表層を中心に流入しています。白老沖から津軽海峡東口にいたる141-20E線上では,水温が例年よりも低くなっています(水温偏差表参照)。
資料
資料 観測期間 観測海域
釧路水試(北辰丸) 2008年02月25日〜02月28日 (道東太平洋海域)
函館水試(金星丸) 2008年02月25日〜02月26日 (道南太平洋海域)
中央水試(おやしお丸) 2008年02月02日〜02月04日 (道西道南日本海海域)
稚内水試(北洋丸) 2008年02月05日〜02月06日 (道北日本海海域)

*1:オホーツク海の海氷の融氷水を含む親潮として特に沿岸親潮という名前が付けられています。

水温平面分布図

表面水温
    • 表面水温の図
50m層水温
    • 50メートル層水温の図
100m層水温
    • 100メートル層水温の図
200m層水温
    • 200メートル層水温の図

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