海況速報(2009年02月)

平成21年度 第6号(通算 No.126)
平成21年4月6日

北海道立水産試験場

1月下旬~3月上旬の海況

海域別情報

日本海海域
例年よりも水温の高い海域が広くみられます(水温偏差表参照)。特に,道北では,海面から深度100mまで,水温が例年よりも高くなっています。一方,道南では,対馬暖流が流れるJ41の深度200mで,水温が例年よりも低くなっています(水温偏差表参照)。また,津軽海峡西方では,沖合冷水が沿岸側に張り出し,J52の水温が例年よりも1~4℃低くなっています(水温偏差表参照)。
余市における旬平均水温は,1月中旬から2月上旬は「やや高い」でしたが,それ以降は「平年並み」か「やや低い」で推移しています。
道東太平洋海域
沿岸親潮(*1,指標:水温2℃以下)が道東沖の広い海域を流れています。また,道東のはるか沖合には黒潮系北上暖水がみられます。北上暖水の中心は41-00N,146-00E付近にあり,中心付近の水温は約7℃(200m深水温)です。
水温は,沿岸親潮が分布する海域で例年よりも低く,黒潮系北上暖水の分布する海域で例年よりも高くなっています。
道南太平洋海域
表面,50m層,100m層水温の水平分布からみて,岸沿いに沿岸親潮が当海域に流入しています。
水温は津軽海峡東方のD41,D42を除き,例年よりも高くなっています。
資料
資料 観測期間 観測海域
中央水試(おやしお丸) 2009年01月30日〜02月05日 (道西道南日本海海域)
稚内水試(北洋丸) 2009年01月27日〜02月03日 (道北日本海海域)
釧路水試(北辰丸) 2009年02月23日〜02月25日 (道東太平洋海域)
函館水試(金星丸) 2009年03月03日〜03月05日 (道南太平洋海域)

*1:オホーツク海の海氷の融氷水を含む親潮として特に沿岸親潮という名前が付けられています。

水温平面分布図

表面水温
    • 表面水温の図
50m層水温
    • 50メートル層水温の図
100m層水温
    • 100メートル層水温の図
200m層水温
    • 200メートル層水温の図

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