水産研究本部

マ行

マ行

真結い(まゆい)

ほどけない結びやほどけないように結ぶことを言う。ロープの結束端を細引糸で結ぶ時(端止め)や、網地の筋縄に浮子や沈子を結びつける時に真結いする。 

身網(みあみ)

定置網の本体で、垣網で誘導した魚群を陥入させる部分。落し網では運動場、登網、箱網部分をまとめて身網と呼ぶ、垣網(手網)に対する用語。 

ミール

一度にたくさんとれる小型魚、加工・利用に不適な雑魚(ざこ)、加工後に出る内蔵や端肉などを原料に、加熱→加圧→乾燥→粉砕の工程を経てつくった粉末状水産加工品。魚粉、フィッシュミールともいう。主に家畜の配合飼料の原料となる。 

幹綱(みきづな)

はえ縄、たこ箱、かにかご、えびかごまたは養殖施設の主要なロープのことをいう。 
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はえ縄

幹縄(親縄)/みきなわ(おやなわ)

はえ縄漁業などの釣り漁業で、釣り針が付いている枝縄などを付けるためのロープのことをいう。  

道糸(みちいと)

 リールから竿などを経由してハリスや仕掛け部分までの間の糸のこと。ナイロンやフロロカーボン製のテグスが多いが、近年ハイテク糸(高強力ポリエチレンやテトロン)が使用されている。ナイロンなどと比較し、伸びがきわめて小さいので、船釣りなど長い道糸が必要な釣りで使用されている。
 

目合い(めあい)

網目の大きさをいい、この表示には節目とミリメートル目が用いられている。節目とは、15.15cmの長さに含まれる結節数で示したものである。 
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結節

目通し(めどおし)

刺し網を仕立てる際、浮子(アバ)綱、沈子(アシ)綱に網地を(縮結(イセ)を入れて)固定するため、網縁に細引き糸(紐)を通し数目おきに真結い(結束)すること。