あっしゅくもくざいフローリング
トドマツの材
トドマツは、北海道ではふつうに生えている樹木(じゅもく)で、人の手によっても、一番たくさんうえられてきた木です。
材は軽くてやわらかく、色が白っぽいのがとくちょうです。
やわらかいということは、きずがつきやすいということでもあります。
つめの先をおしつけると、かんたんにめりこんで、ヘコミができてしまいます。
また、節(ふし=枝が出ていたあと)がたくさんあるため、フローリング(家のゆかにはるための木ざい)や内装材(ないそうざい(家の内がわの見えるところに使う木ざい))といった目につきやすいところには、あまり使われていません。
そこで、トドマツの板にねつをくわえながらあつりょくをかけて、半分のあつさになるくらいまでおしつぶして「圧縮(あっしゅく)材」とすることで、かたくじょうぶな材にして、フローリングとしてつかえるようにしました。
木材を圧縮する機械
木材を圧縮する様子(動画58秒)
(さしこまれているコードは、
温度をはかるセンサーです)
トドマツ圧縮材を使ったフローリング