日本では、年間に約45万けんの家がたてられていますが、その約90%の40万けんが木造(もくぞう)です(令和元年度)。
「木造」というのは、たてものをささえるざいりょうが木でできていることをいいます。
最近の家は内部が見えにくく、木の構造(こうぞう)が見えにくく、わかりにくいですが、じつはわたしたちの住む家のほとんどは、木の家なのです。
注:ここでの「家」は、一戸建て住宅のことをいいます。アパートなどの集合住宅は入っていません。
では、木の家1けんあたりでは、どれくらいのりょうの木ざいが使われているのでしょうか?
ふつうの広さの家で、22m3もの木ざいが使われています。
このりょうは、なんと丸太(直径(ちょっけい)30cm,長さ4m)で約80本分にもなります。
参考資料:“環境負荷低減手法確立調査”、林野庁,2002