キノコの栄養のもと

 

キノコは植物のように光合成(こうごうせい)で栄養をつくることができません。
そのかわり、かれ木や落ち葉をくさらせて栄養にしたり、生きている樹木(じゅもく)の根から栄養をもらったりしています。

このように、生えるキノコによって、栄養のとりかたが変わってくるのです。

イラスト:木の根から生えるきのこ。落ち葉から生えるきのこ。枯れ木から生えるきのこ。

代表的な食用きのこの種類

日本には、4000種類以上のキノコがあり、食用になるのは約300種類。栽培されているのは30種類ほど。

表:代表的な食用きのこの種類

このように、キノコは自分で栄養を作らず、ほかからもらっています。
つまり、光合成で栄養をつくる植物とは別な生き物なのです。
それでは、キノコとはいったい何者なのでしょうか。