マダラ

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分類

    • マダラ
      マダラ
学名:Gadus macrocephalus Tilesius
英名:Pacific cod
露名:Тихоокеанская треска
地方名:タラ、ポンタラ(小型魚) 

生態

  • 形態的特徴
頭部が大きく、腹部が肥大する。上あごは下あごより突出する。下あご先端に1本のひげがあり、長さは眼径の3/4以上ある。若魚ではひげの根本が黒いことでコマイと区別できる。背部から側面にかけて多くの不定形の暗色斑紋がある。全長1mに達する。
  • 分布
ほぼ北緯34度以北の北太平洋の大陸棚および大陸棚斜面水域に広く分布する。日本では北海道周辺に多く、南限は鳥取県(日本海側)、茨城県(太平洋側)沖合である。マダラはスケトウダラに比べて、より沿岸性・底生性であり、移動も大きくないため、各海域に多くの地域個体群が存在すると考えられる。生息水温は2~4℃が適温とされるが、氷点下から10℃以上の所にもいる。マダラは温度に大きく依存する魚種である。
  • 生息水深
生息水温はおよそ2-10℃で2-5℃に多い。稚魚時代は比較的沿岸域で生活するが、成長とともに沖合そして中・底層へと移動していく。成魚になると冬~春の産卵時に接岸し、その後に分散し夏~秋は策餌のための回遊という生活を繰り返す。北海道日本海側で放されたスケトウダラがオホーツク海や太平洋側で最捕獲されている。
  • 繁殖・成長
産卵は北海道では12月~3月にかけて分布域のいたる所で行われ、南で早く北ほど遅い傾向がある。産卵場の基質としては、硬い泥質や砂状の所が多い。
ふ化適温は北海道では3~6℃で、ふ化に要する時間は水温5℃で20日前後である。5~6月に3~6cmになり、7月頃底生生活に入るらしい。その後の成長はタラ科の中でもっとも速く、満2歳で30cmに達する。性成熟する5歳頃では体長60cm、体重約3kgになる。北方ほど成長がよい傾向があり、全長1m、体重20kgを超えるような大型魚は10歳以上と推定される。

漁業

マダラは北海道全域で漁獲されるが、生息密度の高いサハリン・千島列島と接する海域で多く、12月~3月の水揚げ量が1年の大半を占める。かつては川崎船による釣りによる水揚げだったが、現在は沖合底曳網、刺網、延縄、定置網等の混獲という色彩が強い。
しかし、近年のマダラ漁獲物の多くは「ポンタラ」と称される体長30~40cmのものが多く、産卵場においても4~5歳の比較的年齢の若い親魚が産卵群の中心となっている。

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