光珠内季報-平成22年度-

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No.162
(2011.3)
デジタル航空写真の撮影から得られる標高データを活用したニセアカシアの分布把握 (PDF,1.97MB) 寺田文子 p.1~4
デジタル航空カメラによって,高精度・高密度の画像が撮影できるようになり,この画像をコンピュータ処理することで標高に関するデータを得ることが可能になった。このデータとニセアカシアが他の樹種よりも開花が遅いという特徴を利用して,ニセアカシアの分布域が把握できるか調査したところ,画像判読等の経験に頼らない客観的な手法として有効であることがわかった。
道路のり面に侵入するササ-ササは緑化植物として使えるか?- (PDF,3.78MB) 錦織正智 p.5~9
北海道の山間地域の道路のり面には,自生のササが繁茂してできたササのり面がみられる。これらは,植生遷移を経てできあがり,緑化の要件である,防災・景観形成・自然回復を満たしている。
北海道におけるナラフサカイガラムシ被害の発生 (PDF,1.47MB) 原 秀穂 p.10~14
これまで北海道で分布記録がなかったナラフサカイガラムシによる被害が2009年に初めて確認された。激しい被害を受けたミズナラでは枝枯れ,着葉量の減少が観察された。このカイガラムシの生息は上川・空知地方を中心とする地域と渡島半島で確認された。激しい被害は今のところ空知地方の一部に限られているが,上川・留萌・胆振地方でも高密度の発生個所が観察された。今後,被害が各地で発生する恐れがあり,注意が必要である。

No.161
(2011.1)
林業試験場における小果樹研究のあゆみ (PDF,3.42MB) 佐藤孝夫 p.1~6
小果樹であるクロミノウグイスカグラ,アロニア,クロスグリ,トカチスグリ,キイチゴ類,サンザシ類,ヒッポファエ,マタタビ類,チョウセンゴミシの9種類について,それぞれこれまでの当場が取り組んできた研究の経緯を紹介します。
カラマツ人工林における植栽密度と収穫量の関係 (PDF,1.63MB) 八坂通泰 p.7~11
カラマツ人工林において径級別素材材積を生産目標としたときに、低コスト、短期間で生産目標を達成できる収益性の高い施業方法について、北海道版カラマツ人工林収穫予測ソフトを用いたシミュレーションによって検討した。その結果、低密度植栽や強度間伐が生産目標とした末口径14cm以上の素材材積の生産に効率的であることが示された。
改訂版「北海道カラマツ細り表」を公開しました (PDF,978KB) 山田健四 p.12~14
充実期にあるカラマツ資源に対応するため,630本の立木,4,562点の断面調査データをもとに相対幹曲線を作成し,最大胸高直径56cmにまで対応した改訂版「北海道カラマツ細り表」を作成した。あわせて,表を引かなくてもパソコンで簡単に細りを計算できる計算シートも作成した。この細り表と計算シートは,林業試験場のホームページからダウンロードできる。

No.160
(2010.12)
木の大きさから高性能林業機械による造材作業の生産性や
コストを推測しよう
(PDF,1.47MB)
中川昌彦 p.1~4
プロセッサやハーベスタによる造材・巻立て作業において,胸高直径や単材積が大きくなると生産性が上がることや,作業コストが安くなることを示した。さらに,収穫調査の結果に基づいて造材・巻立て作業の生産性やコストを計算する方法を解説した。
皆伐跡地で林地残材を効率的に集める (PDF,3.60MB) 酒井明香 p.5~10
林地残材の収集・チップ化費用の低減を目標に,皆伐施業地で多量の林地残材を収集することを前提とした作業システムの検討をおこなった。残材収集規模が大きくなったこと,地拵え作業との一体化施業による効率化から,本誌156号で紹介した利用間伐の事例と比較し3割のコスト削減に成功した。皆伐後に残材を収集することで,翌春の苗木植栽への工程を短縮できることがわかった。
森とメタンの意外な関係 (PDF,2.62MB) 寺澤和彦 p.11~16
大気中のメタンの森林土壌による吸収量を,トドマツ,カラマツ,ヤチダモの林で測定したところ,吸収量(平均±標準偏差:単位はμg C m-2 h-1)は,それぞれ56.7±36.7,93.1±49.9,2.9±5.1であった。地下水位の高い渓畔のヤチダモ林では,ヤチダモの幹下部から微量のメタン放出がみとめられた。

No.159
(2010.8)
地方独立行政法人北海道立総合研究機構のご紹介と林業試験場が
平成22年度に取り組む試験研究のあらまし
(PDF,4.26MB)
p.1~7
グイマツ雑種F1は低密度植栽でも大丈夫! (PDF,1.29MB) 山田健四 p.8~11
グイマツ雑種F1を様々な密度で植栽した試験地の調査結果から,F1の低密度植栽の実用性を検討した。1,000本/ha植栽区では24年生で初回間伐適期に達し,そのときの平均直径は21cmで,材積の8割以上を直径20cm以上の個体が占めた。このため,1,000本/ha植栽区では初回間伐から利用間伐による収入が期待できる。ただし,高付加価値材を生産するためには,立て木候補木への枝打ちを検討する必要がある。
最近、北海道で樹木被害が確認された外国からの侵入害虫 (PDF,1.68MB) 原 秀穂 p.12~16
国外からの侵入害虫ハリエンジュハベリマキタマバエとキンケクチブトゾウムシの北海道における樹木被害状況を報告するとともに特徴・生態・防除などについて取りまとめた。ハリエンジュハベリマキタマバエは北海道における分布が今回初めて正式に記録される。キンケクチブトゾウムシによる苗木の枯死被害が確認された。今後、被害が各地で発生する恐れがあり、注意が必要である。
ハーベスタ,フォワーダ,グラップルローダによる
間伐作業システム
(PDF,1.76MB)
渡辺一郎 p.17~22
ハーベスタ,フォワーダ,グラップルローダ(ウインチ付き)の3機種の機械セットによる様々な林分状況(傾斜の緩急,路網密度の高低,機械の林分走行の可否など)に対応可能な4つの間伐作業システムを構築した。

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