農業研究本部

キャベツの減農薬コナガ防除技術

竹中 秀行、大山 毅、中尾 弘志、兼平 修

北海道立農試集報.79,111-114 (2000)

 水田用常用管理機を利用したキャベツのコナガ防除では、生育初期では慣行100リットル/10a散布に対し70~75リットル/10a、生育中期では慣行150リットル/10aに対し100リットル/10aの散布で、コナガの発生状況にかかわらず慣行散布量と同等の被覆面積率と防除効果が認められた。したがって生育中期までの防除では散布薬液量を約30%節減できる可能性がある。


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