農業研究本部

ラグビーボール型小玉スイカのトンネル栽培法

塩澤 耕二、小野寺政行、福川 英司、小田 義信、中村 隆一

北海道立農試集報.83,19-22 (2002)

 共和町の新規導入品目であり栽培面積が拡大しているラグビーボール型小玉スイカ「マダーボール」のトンネル作型における栽培法を検討した。台木用品種は「FRダントツ」が,整枝法は収量性や作業性から仕立て本数4本(株間80㎝)もしくは仕立て本数2本(株間40㎝)が適当であった。窒素施肥量は,地力が低~中の条件では基肥6+追肥2㎏/10aもしくは基肥8㎏/10aが適当であった。目標着果節位は7~28節が妥当であり,草勢管理の目安としての「つる重/つる長」比では0.35~0.4で着果率が高かった。


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