農業研究本部

道央地域におけるアスパラガスハウス立茎栽培の立茎本数と潅水開始点

目黒 孝司、中村 隆一、兼平 修、川岸 康司、松本 竜司、田又 雪子、吉岡 宏直

北海道立農試集報.84,95-98 (2003)

 寒地におけるアスパラガスのハウス立茎栽培法について検討を行った。夏芽収穫時の立茎本数は,翌春春芽の収量に影響した。年間の総収量を向上させるための立茎本数は,慣行の株当たり5本の立茎本数より少ない3~4本(6.7~8.9本/㎡)が適当と考えられた。潅水開始点は,pF2.0とpF2.3で比較した結果,pF2.0の多潅水処理の収量が,当年および翌年とも高く推移した。


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