バレイショ地域在来品種等の特性
入谷 正樹,伊藤 武
北海道立農試集報.86,89-92 (2004)
バレイショ「ノーキングラセット」はそうか病発生地域におけるポテトチップス用品種として使用するため,カルビーポテト株式会社がアメリカより導入した品種である。バレイショ「シェポディー」は油加工製品の原料及び新規販路開拓に使用するため,カルビーポテト株式会社がカナダより導入した品種である。バレイショ「529-1」は肉色が白で煮崩れが無い調理適性をもち,目も浅く加工適性にも優れ関西方面でのニーズが高い。また,そうか病に対し中程度の抵抗性を示し,特産地形成を図るため,常呂町で栽培してきたものである。
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