農業研究本部

種ばれいしょ栽培における茎葉処理後のウイルス感染の可能性

青木元彦

北海道立農試集報.92,79-80 (2008)

 種ばれいしょ栽培で一般的に行われている茎葉処理後にウイルス保毒アブラムシを接種し,ウイルス感染が生じるかどうかを調査した。2種類の生育調節剤による茎葉処理後の枯れ残り,鎌による切断処理後に再生した茎葉いずれにおいてもウイルス感染が確認された。そのため,種ばれいしょ栽培において茎葉処理を行う場合,枯れ残りや再生が極力少ない方法を選択する必要がある。


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