根釧地方の牧野改良
第６報　耐減肥性牧草の比較とイネ科牧草へのクローバ固定窒素の移譲

早川　康夫、橋本　久夫、奥村　純一

北海道立農試集報．15，101-112 (1967)

　北海道の酪農家は、現在搾乳と若牛育成をあわせ行なっているが、後者は利益率が小さいので、個別経営から分離し公共草地で集団育成する計画が進められている。し かし育成事業は利潤が少ないので、特別な低コスト草地の維持管理法が必要であり、 その１つとしてマメ科の固定する窒素をイネ科に移譲利用させ窒素肥料の施用を節約する方法について検討した。

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