農業研究本部

根釧地方火山灰地における牧草地土壌の理化学的特性とその施肥法に関する試験
第9報 厩肥と瀝汁の肥効について

早川 康夫、橋本 久夫、奥村 純一

北海道立農試集報.15,84-100 (1967)

 専業酪農地帯では厩肥、瀝汁および家畜尿を牧草畑に還元施用して地力の維持増進を図るのが最も容易で確実な多収穫技術である。  厩肥を施用する時期は、播種の際基肥として一時に多量施用するよりも毎年適宜分施するのが良い。同様に、瀝汁および尿も早春一時に多用するよりは分施した場合がよく、その施用量の限度についても決定を試みた。


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