根釧地方の牧野改良
第８報　放牧荒廃野草地における草地造成法

　放牧荒廃野草地において、各種の簡易な草地造成手段を導入し集約造成法のプラウ区と比較検討した。この結果プラウ区より低廉であって、初年目の牧草化劣るが、計画的に利用することによって造成２年目前半～３年目春季まででデスク区、掃除刈区、表層無処理区の順にプラウ区の草量に匹敵し草地化しうることがわかった。