農業研究本部

ダイズシストセンチュウ抵抗性を異にする大豆品種の栽培跡地が後作大豆の生育に及ぼす影響

砂田 喜与志

北海道立農試集報.16,106-113 (1967)

 ダイズシストセンチュウの被害が著しい圃場に、「北見白」などの非抵抗性品種 (S)と「ホウライ」などの抵抗性品種(R)を交互に栽培し、大豆の生育、収量および跡地の土壌中のシストの密度を調査した。  その結果、S群は生育中にセンチュウの被害を受け、生育、収量ともに劣ったが、 R群は被害少なく、収量は高かった。跡地の蔵卵シストは、S群を栽培すると増加の傾向を示し、R群を栽培すると減少の傾向を示した。


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