土壌・作物栄養診断分析法2012
平成24年8月 北海道立総合研究機構農業研究本部
土壌診断や作物栄養診断技術は、道内の農業現場において着実に定着し、施肥コストの削減や環境負荷の低減に役立っております。これまで活用されてきた「土壌および作物栄養の診断基準-分析法-」は、1981年(昭和56年)に刊行され、1992年(平成4年)に改訂されたものですが、それ以降の20年間に分析手 法の改良や新たな測定機器の開発が進みました。
「土壌・作物栄養診断のための分析法2012」は、これまでの土壌および作物栄養の診断技術を基本に、最近の研究成果や新たな知見などを加え、大幅に見直しを行ったものであります。農業の生産現場において、土壌診断や作物栄養診断技術がより広く活用され、環境にやさしく持続可能な本道農業の発展につながることを期待します。
(本書「はじめに」より抜粋)
中央農業試験場 農業環境部長 加藤 淳
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