そうか病の見分け方と調査基準
特徴:
径5~10mm程度の褐色、コ ルク化したあばた状の病斑が塊茎表面に現れる。 |
病斑は大きく次の3つの型に分けられる。 |
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普通型病斑
特徴:普通に見られるもので、あまり凸凹しない。 |
陥没型病斑
特徴:病斑の内側が5mm程度陥没する。道央以南に多い。 |
隆起型病斑
特徴:病斑が3~5mm程度盛り上がる。道東に多い。 |
まぎらわしい病害:こんな症状とは区別が必要。 | |
粉状そうか病
特徴:病斑が小さく、紫褐色。 |
亀の甲症
特徴:病斑が表面的で亀甲紋。 |
ばれいしょ以外の作物の被害:根菜類の粗皮症状 | |||
てんさい | にんじん | ごぼう | ながいも |
そうか病の発病調査基準 |
発病指数 | 病斑数 | 病斑面積率 |
0 | 病斑なし | 病斑なし |
1 | 1~3個 | 3%以下 |
2 | 4~10個 | 4~13% |
3 | 11~20個 | 14~25% |
4 | 21個以上 | 26%以上 |
ただし、n1、n2、n3、n4はそれぞれ発病指数1、2、3、4に該当するいも数
そうか病の病いも率と発病度との間には右の図のような関係がある。 |