農業研究本部へ

上川農業試験場

場長室過去記事:20260115私的な話題で恐縮です

誰かに言われて初めて認識できる、自分のおかしな行動ってありますよね。

今朝、家族から「え?何?」という声をかけられて初めて、テレビに向かって独り言をつぶやいていたことに気がつきました。

品種改良では、たくさんの材料を調査・観察しては取捨選択していく作業が多く、見た目に変化の少ない作業の繰り返しとなります。担当研究員のなかには、作業の間ひと言もしゃべらない者もいますが、「う~ん」「おおっ」「なるほど」などとつぶやきながら作業するタイプもいます。周りの補助スタッフがその研究員の性質(独り言が多い)に慣れていれば問題ないのですが、以前初めてその作業に参加した作業員から、某研究員の言葉に誰も返事をしない様子に、もしやここは冷たい職場なのではと心配されたことがありました(そんなことはないと休憩時間の雰囲気で納得していただけました)。

先ほどの家族の言葉に、私ももしかしたらそういうタイプだったのかもと、認識を新たにしました。たしかに独り言が多めかも知れません。相撲中継のテレビにかけ声をかけていた祖父を思い出しました。年齢ということでしょうか。心の声が口からの音声にならないように気をつけます。

そう言えば、「この間、ほ場で調査しながら歌っていましたね」と同僚に言われたことがあるのを、思い出しました。ずいぶん以前のことですから、年齢は関係ないのかも知れません。

 

null
温室では稲が出穂してきました。植物に囲まれていると、喉元がつい油断しがちです。

 

 

一方で、誰かに言われて初めて認識できる、その場所のすばらしさというのも、あると思います。

小学生くらいの頃、テレビから冬の美しい&珍しい景色として、樹氷やダイヤモンドダストなどの言葉が流れてきて、へえそんなものがあるのだと思って見ていたら、通学路でしょっちゅう見ていた何の変哲もない普通の景色だった、ということがありました。

誰かの言葉がきっかけで、当たり前に思っていたものの価値に気付く、ということがしばしばあるものです。

 

null
駐車場にもきれいな樹氷ができていました

 

言わなくても分かる、というのはひとつの理想ですがなかなか難しいもので、言ってもらうことで初めて気づけることがあります。

当場も、職員同士が気楽に声を掛け合える場所でありたいと願っています。

 

 

「クリーニングのタグがついたまま」とか、「上着とズボンが合っていない」とか、もし気付いたら教えてください(自分で気づいてひとりで赤くなっていることがあります)。

 

 

今日の記事に戻る | 過去記事一覧に戻る | 上川農試ホーム