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酪農試験場


 現在取り組んでいる研究課題

研究課題名

担当者

研究期間

研究制度

・北海道の気候に適した牛舎の機械換気システムの開発

堂腰 研究主幹

若槻 研究職員

田辺 研究職員

R3~R5

重点研究

大規模な牛舎における適正な換気回数を達成し、暑熱期は夜間における牛舎と外気の温度差低減と送風による体感温度低下、厳寒期は上下水平方向の温度ムラを解消し、牛舎内の凍結と結露発生を抑える効率的な機械換気システムを開発する。

・ホルスタイン種雌牛の育成前期における発育向上のための飼料給与技術

新宮 研究主任

窪 研究職員

R3~R5

経常研究

離乳から4ヵ月齢までの養分摂取量と増体量との関係を示し、日増体量を0.9kgとするための飼料給与量を提示する。また、育成前期における一般的な発育停滞と繁殖成績の関係を明らかにする。

・酪農経営における常勤従業員の定着阻害要因の解明と定着率向上の提示

金子 主任主査

R3~R5

受託研究

    。

・2020年農林業センサスを用いた北海道農業・農村の同行予測

濱村 研究主任

R3~R5

経常研究

・全血Brix値による新生子牛の受動免疫獲得状況の推定

田辺 研究職員

R3

公募型研究

乳用子牛および肉用子牛生産現場における受動免疫獲得状況の簡易推定方法として、新たに全血Brix値を用いることの有用性を明らかにする。

・ウシ視床下部で発見された泌乳・加齢による繁殖障害の原因物質:現場での応用に向けて

窪 研究職員

R3~R5

公募型研究

性腺刺激ホルモンの分泌不足が原因となるウシの繁殖障害と血中プラズマローゲン量との関係についての基礎的な知見を得る。

・コンピュータビジョンによる牛疾病発見技術の開発

松井 主査

R3~R5

公募型研究

カメラで撮影された牛の動画を用いた疾病発見技術を開発するために、牛用骨格検出システムに利用できるデータを収集する。

・内腔の有無に着目したウシ形成期黄体の機能解析

窪 研究職員

R3

公募型研究

ウシ形成期黄体における内腔の存在と黄体機能との関連性を明らかにする。

・雇用型TMRセンター成立条件の解明

濱村 研究主任

R2~R4

公募型研究

常勤オペレーターの雇用がサイレージ・TMR原価に及ぼす影響および多角化の効果を明らかにする。また、オペレーター・ヘルパー兼務と職務満足度の関係について明らかにする。

・群飼養下の乳用雌哺育牛から体調不良個体を早期検出するリアルタイムモニタリング技術の開発

新宮 研究主任

R2~R4

公募型研究

哺育牛の体調不良時の容姿・行動・血液性状のデータを取集し、その変化の特徴を明らかにする。

・木質粗飼料を用いた乾乳牛の過肥対策とその実証

谷川 主査

R2~R4

重点研究

乾乳牛の嗜好性が高く、過肥が抑制される木質粗飼料の製法および給与方法を開発する、さらに林産業者による製造事業参入の事業性を明らかにする。

・泌乳牛の乾物摂取量を最大化するための牧草サイレージの繊維消化性

谷川 主査

R2~R4

経常研究

飼料自給率の向上を目指し、NDF消化性と泌乳牛の乾物摂取量の関係を明らかにすることで、牧草サイレージからの栄養摂取量を最大化する牧草サイレージの飼料成分およびNDF消化性を提示する。

・乳牛預託哺育・育成牧場の飼養管理実態調査事業

新宮 研究主任

H31~R3

受託研究

北海道内における多様な預託哺育育成牧場の飼養管理の実態を明らかにし、発育や疾病発生に関係する飼養管理上の問題点を抽出する。また、哺育育成期の発育と疾病発生が初産分娩後の生産成績に及ぼす影響を明らかにする。

・カウシグナルのスコア化・判定システムの開発のための教師データの作成

若槻 研究職員

田辺 研究職員

H31~R3

受託研究

システムで蓄積した画像データとそのときに目視で判定されたスコアから教師データベースを構築する。

・低侵襲・簡易迅速な牛早期妊娠判定技術開発

窪 研究職員

H31~R3

受託研究

人工授精後21日以内の牛について、外子宮口や膣壁の粘膜で起きる妊娠応答遺伝子発現を、低侵襲かつ簡易迅速に測定可能な早期妊娠判断技術を開発する。

・飼養管理が牛の繁殖性と卵巣機能に与える影響:牛卵子内の脂質組成と発生能の関係

窪 研究職員

H31~R3

公募型研究

泌乳牛の分娩後日数とともに変化するエネルギー状態が、血中および卵子内の脂質量および組成に与える影響を調べ、卵子発生能との関係を精査するとともに、血中脂質と卵子内脂質の関係を明らかにする。

・ウシ子宮外組織における妊娠応答機構の解明

窪 研究職員

H31~R3

公募型研究

子宮外組織における時間的・空間的な妊娠応答性、および応答性に対するINFτ関与の有無を明らかにする。また、遺伝子およびタンパク質の網羅的な発現解析を行うことで、新規応答因子の探索および子宮外組織での妊娠応答性を明らかにする。

・自給飼料の安定確保が大規模酪農経営の牛乳生産費に与える効果の解明

金子 主任主査

H31~R3

受託研究

草地型および畑作型の酪農地帯においてTMRセンター等を利用して自給粗飼料を安定確保する優良事例を対象に、自給粗飼料の安定確保が生乳生産および牛乳生産費に与える効果を明らかにする。

・放牧経営におけるフリーストール飼養方式導入の経営評価

濱村 研究主任

H31~R3

経常研究

放牧経営の多頭化に向けて、放牧経営におけるフリーストール飼養方式導入の経済性と規模拡大効果を明らかにし、経産牛80頭以上の放牧経営の成立条件を示す。

・出荷時生乳の異常風味発生リスクを高める乳中遊離脂肪酸および飼養管理条件の解明

窪田 研究主任

H31~R3

経常研究

出荷時生乳の異常風味の1つであるランシッド臭の発生リスクを高める乳中遊離脂肪酸を示し、その乳中脂肪酸と飼養管理条件の関係を解明する。

・バンカーサイロ多層詰め技術の道内における実用化

谷川 研究主査

H31~R3

経常研究

道内で栽培される多回刈り牧草など自給飼料原料を用いた多層詰め技術の適切な実施・利用法および調製・利用のための労力実態を明らかにして、道内におけるバンカーサイロの多層詰めを実用技術化する。



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