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函館水産試験場

サケ(シロザケ)

 *写真は北海道新聞社発行 漁業生物図鑑「新北のさかなたち」から転載

サケ(シロザケ)生態

    • サケ(シロザケ)

分布・回遊

北太平洋と北極海の一部に分布。
産卵のため、そ上する河川は朝鮮半島東部からシベリアのレナ川、北米ではカリフォルニア州のサクラメント川からカナダのマッケンジー川まで。
日本の川で生まれた稚魚は降海後、オホーツク海でその年の晩秋まで過ごし、北太平洋に移動し翌年の夏、秋にベーリング海で冬、春にアラスカ湾付近まで南下して冬を過ごす。以後、これを繰り返す。多くは3~5年魚になると日本に帰る。

産卵期・産卵場

  • 産卵期 :9~翌2月まで(盛期は概ね10月頃)
  • 産卵場所:河口近くから数十kmの範囲で地下水が湧き出る砂礫底が適

主な漁業と漁期

  • 定置網漁業:9月~12月

お問い合わせ先

調査研究部 管理増殖グループ

  • 住所:〒040-0051 北海道函館市弁天町20番5号 函館市国際水産・海洋総合研究センター内
  • 電話番号: 0138-83-2893