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林産試験場

5-4 ササ葉の鮮度保持

5-4 ササ葉の鮮度保持

昭和56年から平成2年までの10年間,農林水産省では,「生物資源の効率的利用技術の開発に関する総合研究」通称『バイオマス変換計画』を実施しました。

林産試験場ではこの計画に参加し,ササの粉砕処理やその成分利用の研究を平成元年に開始しました。その中で,ササを飽和水蒸気で蒸すことによって得られるキシロオリゴ糖の製法,並びに料理に添えられるササバランの鮮度維持方法を実用化しました。

斎藤 直人:森林資源ササの活用,林産試だより,1月号,(2002).では,ササの資源量・成分利用,そして料理の添え物として利用されるササばらんの乾燥による変形を防ぐ方法について述べています。

特許 第3534051号 「植物葉の鮮度保持処理方法」があります。