カラマツ高強度集成材

(からまつこうきょうどしゅうせいざい)





カラマツは、外がわ(成熟材(せいじゅくざい))の部分が、内がわ(未成熟材(みせいじゅくざい))より、とても強くがんじょうになるせいしつがあります。

 

イラスト:木が大きくなると増えてくる外側の成熟材のイメージ

この強い部分だけを使って、集成材(しゅうせいざい)を作ります。
集成材とは、木と木をつなげてせっちゃくざいではり合わせ、小さい板やうすい板から、大きな木材にしたものです。

集成材で作られた梁の写真


集成材の梁(はり)(てんじょうををささえるぶぶん)
小さな木材をはりあわせてできているのがわかるでしょうか?
集成材では、カーブするざいりょうを作ることもできます。

カーブしている部材の写真

 

集成材イメージ

木をつなげて大きな材料をつくる イメージ図

集成材は、つぎ合わせていくことで、大きなざいを作れます。
カラマツの強くてじょうぶな部分だけを使ってつくった集成材は、大きなたてものをささえるために、じゅうぶんな強さがあることが分かりました。