■木材のあれこれ

木材と音のあいしょう 音にまつわるせいしつ





音とは、物の振動(しんどう)=「ゆれ」が空気を伝わって耳にとどくものです。
音は、音の大きさ、音の高さ、音色の3つで表すことができます。

たたくと物は振動する。振動が空気を伝わり耳に届く(音として感じる)


木ざいは、ギターなどの弦楽器(げんがっき)、ピアノなどの鍵盤(けんばん)楽器、クラリネットなどの木管(もっかん)楽器と、たくさんの楽器に使われています。
また、コンサートホールなど建物のかべなどにも木ざいはてきしています。木ざいが振動して音を発生させたり、音をきゅうしゅうしたりすることで、人が聞いていて心地よい音をうみだしてくれるためです。
木ざいは音との相しょうがいいざいりょうなのです。



木琴(もっきん)の音階(おんかい)の秘密

木琴の写真

木琴は、木ざいを使った楽器の代表と言ってもいいでしょう。
材料の長さを短くすると、音が高くなり、長くすると音がひくくなることをりようしています。
音の高さは、ざいりょうの長さだけではなく、ざいりょうの密度(みつど)、形のかわりにくさ、節(ふし)があるかないかなど、さまざまなことがかんけいしています。