世界の森林がへることは、地球かんきょうにとって良いことではありません。
森林には大気中の二酸化炭素(にさんかたんそ)を吸収(きゅうしゅう)する働きがあるので、森林がへるとその吸収りょうもへります。
吸収りょうがへると、大気中の二酸化炭素がふえるので、「地球温だん化」が進みます。
ほかにも、森林には、水をためておくはたらきや災害(さいがい)をふせぐはたらきなどがあります。
また、多くの生き物の命をささえるはたらきもあります。
森林がへると、こうしたはたらきまでもが、えいきょうを受けてしまいます。
地球かんきょうを守るために、世界で急げきに進んでいる森林の減少(げんしょう)をくい止める必要があります。
そして、なくなってしまった森林をもとのすがたにもどし、守っていかなければなりません。
今、世界では、人間と森林とのかかわりを見つめなおす動きが広まっています。