わたしたちは、たてものや家具のざいりょうとして、また紙のげんりょうとして、さらには炭や薪(まき)といった燃料(ねんりょう)として、くらしの中で木材をりようしています。
ところでみなさん、木ざいって樹木(じゅもく)のどの部分のことか、わかりますか?
かんたんに言えば木材とは、樹木の幹(みき)から皮をはいだときに出てくる、かたい部分のことです。
では、もうひとつ質問(しつもん)します。
森林で樹木を植えて育てたり、伐(き)りたおして木ざいとして売ったりする仕事の名前は、何というでしょうか?
答えは「林業」です。
林業を仕事とする人たちは、森林に樹木を植え、手入れをしながら育てます。
そして、幹が太く育ったら伐りたおし、木ざい(丸太:まるた)として売りに出します。