右の図は、かべのねつの通りやすさをくらべたものです。
「ねつの通りやすさ」が小さいほど、ねつがにげにくいということです。
今の家では断熱材(だんねつざい)がしっかりと入っているので、ねつがにげにくくなっています。
このように、まどやかべからねつがにげないようにすることで、今の家はあたたかい家となったのです。
家の中の温度は、下の図のようにへんかします。
昔の家は、外が寒くなると家の中も寒くなってしまいました。
しかし、今では外が寒くなっても、家の中はあまり寒くなりません。
部屋の温度の変化が小さいので、夏はすずしく、冬はあたたかい、すごしやすい家となったのです。
参考資料:“住宅の次世代省エネルギー基準と指針”,
(財)建築環境・省エネルギー機構,1999 ほか