かべ

図:かべの熱の通りやすさをくらべる

右の図は、かべのねつの通りやすさをくらべたものです。
「ねつの通りやすさ」が小さいほど、ねつがにげにくいということです。

今の家では断熱材(だんねつざい)がしっかりと入っているので、ねつがにげにくくなっています。

写真:しっかりと断熱材の入ったかべ(工事中の写真)





ひろみママ:まどやかべから熱がにげないから,家の中があたたかいんだね!

 

まとめ

このように、まどやかべからねつがにげないようにすることで、今の家はあたたかい家となったのです。

家から熱がにげている図(イメージ)

家の中の温度は、下の図のようにへんかします。

昔の家は、外が寒くなると家の中も寒くなってしまいました。
しかし、今では外が寒くなっても、家の中はあまり寒くなりません。

部屋の温度の変化が小さいので、夏はすずしく、冬はあたたかい、すごしやすい家となったのです。

図 外の気温と家の中の温度の変化

しんパパ:今の家は、冷だんぼうの使用も少なくできるから、「省エネルギー住宅」とも言われているよ。エネルギーを節約できるから、地球温だん化の防止にも役立つんだ。ひろみママ:今の家は、住んでいる人だけでなく、地球にもやさしいんだね

参考資料:“住宅の次世代省エネルギー基準と指針”,
(財)建築環境・省エネルギー機構,1999 ほか