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林業試験場

広葉樹林施業支援ツール

地位指数に応じたウダイカンバ大径材生産のための枝下高管理システム

ウダイカンバの大径材生産においては「間伐遅れ」が注意すべき点の一つです。 しかし,間伐遅れにならないために,いつまでに保育を始めればよいのか?  枝下高をどの位に管理していけばよいのか? という情報はこれまで不足していました。 そこで,対象とするウダイカンバ林の地位指数や目標とする径級の木を育てるための枝下高(管理枝下高)などが表示されるシステムを作りました。
次のExcelファイルをダウンロードしてご利用ください。

ダウンロードファイル:/upload/7537/udaikanba.xls

天然生広葉樹林の“混み合い度”判定ツールの紹介

天然生広葉樹林では、林分の“混み合い度”の指標として林分緊密度(α、アルファ)が使われています。 αは針葉樹人工林における収量比数(Ry)に相当し、0~1までの値をとります。 αが1の林分は最多密度の状態にあることを意味し、この値が小さい(0に近い)ほど疎な状態であることを意味します。

林分緊密度(α)

0.8≦α

0.6≦α<0.8

α < 0.6

混み合いの程度

中庸

調査林分のαを手計算によって求めるには手間がかかります。 そこで、パソコン上で簡単にαを算出できるようにしました。また、調査林分の収量-密度曲線(Y-N曲線)も図示されます。

次のExcelファイルをダウンロードしてご利用ください。使い方はファイル内のワークシートに記載されています。

林分緊密度_計算シート:/upload/7538/kinmitudo.xlsx

参考文献: 北海道林業試験場研究報告21号1~7ページ(PDF:1.1MB 1983年)

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