土砂災害孤立リスク評価マップ作成手法
北海道は豪雨の発生頻度が低い地域と認識されてきました。しかし、近年北海道においても集中豪雨が頻繁に発生し、河川の氾濫や斜面崩壊による交通網やインフラの寸断により集落が孤立する事例があとを絶ちません。ひとたび災害が発生すれば、迅速な避難、救助活動、生活支援が必要となります。地方公共団体や地域コミュニティが、避難計画等を立案するためにも、孤立する可能性の高い集落・地区を事前に把握しておく必要があります。
本研究では、「土石流」と「地すべり」が発生した際に、孤立するリスクの高い集落を抽出し、地図上に可視化する方法を2編のマニュアルとして取りまとめました。またこの方法を用いて可視化した地図もウェブ上に公開しています。
土砂災害孤立リスク評価マップ
- 土石流リスク評価マップの作成マニュアル(Ver.1.1)
- 地すべりリスク評価マップの作成マニュアル(Ver.1.0)
- 北海道を対象とした地すべりリスク評価マップ【リンク:道総研GIS】
本「マニュアル」及び「リスク評価マップ」の著作権は、北海道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所が所有しています。掲載している内容や画像等を複写、転載、引用、掲載する場合は、必ず当研究所までご連絡下さい。また、本マニュアルを使用する際は、利用者の責任において利用してください。
この成果は、道総研 戦略研究「農村集落における生活環境の創出と産業振興に向けた対策手法の構築(平成27年~令和元年度(2019年度))」の成果の一部です。
更新履歴
- 2021/3/29:北海道を対象とした地すべりリスク評価マップ【正式版】を公開
- 2020/5/14:土石流リスク評価マップの作成マニュアル ver1.1
- 2020/3/31:土石流リスク評価マップの作成マニュアル ver1.0
- 2020/3/31:地すべりリスク評価マップの作成マニュアル ver1.0
[参考]
- 戦略研究「農村集落における生活環境の創出と産業振興に向けた対策手法の構築」
- 実施期間:平成27年度(2015年度)〜令和元年度(2019年度)*終了課題
- 概要【リンク】
- 刊行物等
- お問合せ :地方独立行政法人北海道立総合研究機構
- 産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所
- 研究推進室 研究調整グループ
- TEL 011-747-3525 Email eeg@hro.or.jp