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エネルギー・環境・地質研究所

刊行物 39

北海道におけるアライグマ被害対策の手引き

北海道で分布を拡大している特定外来生物のアライグマは、1970 年代後半に飼育個体が逃亡・放逐されたものが起源とされています。野外に定着した個体による農作物への被害は1993 年に初めて報告されました。2018 年以降、アライグマによる農業等被害額は 1.4 億円から 1.5 億円の間を推移しており、初めて農業被害が報告されてから 30 年程で 1000 倍以上という凄まじい速度で被害は甚大化しています。

このような背景を踏まえて、農業者と関わる機会が多いと考えられる市町村職員や農協職員の方々が、既存の技術を活用し、効果的に被害を防ぐ方法を農業者に指導するための支援資料として、本手引きを作成しました。本手引きは、被害を早期に発見する方法、農地や畜舎周辺でのアライグマの活動を踏まえた対策時期の提案など、通年での被害対策を紹介したことが特徴です。(序文より転載)

概要

  • 名 称:北海道におけるアライグマ被害対策の手引き
  • 頁 数:34ページ(A4版)
  • 発行者:
    • 地方独立行政法人北海道立総合研究機構
      • 産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所
  • 発行月日:令和6年(2024年)5月22日

ダウンロード

  • 北海道におけるアライグマ被害対策の手引き 【PDF:4.9MB
  • お問合せ:地方独立行政法人北海道立総合研究機構
  • 産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所
  • 研究推進室 研究情報グループ
  • TEL 011-747-2434 Email eeg-koho@ml.hro.or.jp