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着任のご挨拶

 

 

花・野菜技術センターは、本道農業の戦略作物である花き・野菜の一層の振興を図るため、試験研究部門とその技術を普及する部門を一体化し、相互の連携の下に総合的な機能を果たす拠点施設として平成8年に設立されました。

当センターでは、大きくて品質に優れた春どりいちごの「ゆきララ」や病害に強く抑制栽培に適した赤肉メロンの「おくり姫」などを育成してきています。
また、新鮮さを保つフィルムを活用したブロッコリーの低コスト流通技術やミニトマトの病害の要因解明と防除、切り花のダリアをきれいなままでユーザーに届けるための出荷技術など、生産・流通技術の開発・普及に取り組んできています。
研修部門においては、これまで、総合技術研修や専門技術研修にて、290名の方々が研修終了しました。また、生産者や農業団体、流通や実需などの関係者の課題解決に向けた研修等では1万名を超える方々が受講しております。さらには、市民セミナーなどを通じて、道民のみなさまの花や野菜づくりの技術的な支援とともに、農業・農村の理解促進に努めてまいりました。

センターの設立以降、農業構造の大きな変化や国際化の進展、需要の低迷など農業経営や産地を取り巻く環境は大きく変化しておりますが、水田農業地域、畑作農業地域の振興はもとより、畜産農業が主体となった地域においても、これまでに形成されてきた産地の維持・発展や新たな産地形成に大きな役割を果たしていくことが期待されております。
さらには、気候の変化(温暖化)や加工・業務用途の需要拡大、実需者・消費者のニーズの多様化などの新たな課題への対応も重要となってきております。


北海道は、今、150年の区切りを迎えようとしております。
花・野菜技術センターは、他の歴史ある試験場に比べれば、若い組織でありますが、他の場が取り組んだ実績も踏まえ、技術の開発・普及、そしてより実践的なトレーニングの機会を提供することにより、就農された皆さん、技術指導に携わる皆さんのご活躍に寄与してきたと自負しております。そうした、このセンターの取組は、かって、ホーレス・ケプロンが指導した「官園」、北海道で初めて開設された試験地であり、研修の場であった「官園」の今であるとも思っております。

北海道の将来に向け、研究と普及、研修部門が一体となった機能を活かして、色鮮やかな北の花づくり、安全で品質に優れた北の野菜づくりの支援に努力してまいりたいと考えております。

今後とも、当センターへのご理解と一層のご支援、ご協力をお願いいたします。

平成30年4月
場  長  桑 名 真 人





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