ホソメコンブ
北海道には、マコンブ、リシリコンブ、ナガコンブ、オニコンブ、ミツイシコンブなど、産業的に重要なコンブの仲間が多くありますが、本道の中・南西部の日本海沿岸の浅みに生えているのがホソメコンブです。寿命は1年で、秋に遊走子というものが放出され、これが雄雌の配偶体になり、卵と精子を作って受精卵になります。発芽して、冬~春先に幼芽となり夏に最大になります。また秋になると遊走子を放出して枯れて死んでしまいます。 図鑑などでは味は良くないとか品質は良くないなど、あまり芳しい評価を得ていません。主にウニ・アワビ類の餌としての価値が重要視されています。
現在の研究課題としては、
についてとりくんでいます。
現在の研究課題としては、
- どんな環境の場所にホソメコンブの群落はできるのか?
- どうすればホソメコンブの群落を毎年繁茂させられるか?
についてとりくんでいます。
お問い合わせ先
資源増殖部 資源増殖グループ
- 住所:〒046-8555 北海道余市郡余市町浜中町238番地
- 電話番号: 0135-23-8701
- ファックス番号:0135-23-3141