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函館水産試験場

ホッキ

 *写真は北海道新聞社発行 漁業生物図鑑「新北のさかなたち」から転載

ホッキ生態

    • ホッキ

分布・回遊

鹿児灘以北から北海道、朝鮮半島北部、沿海地方、千島及びサハリン沿岸の水深20メートル以浅の砂泥底に分布。苫小牧沿岸は日本でも有数のホッキガイ産地。

産卵期・産卵場

  • 産卵期:5月下旬~8月上旬(水温13~15度)
  • 成長:数千万粒の卵を産み、受精した幼生は20~30日間海中を浮遊する。その後着底し、潜砂生活をする。5歳で6~10センチメートルに成長し、漁獲対象となるが、成長速度は生息密度によって異なる。寿命は30年以上といわれている。

主な漁業と漁期

  • 小型機船底びき網(強力な水流を海底面に吹き付けて漁獲する噴流式桁網漁を行うところが多い)
  • 禁漁期間(地域により異なる)を除き、ほぼ周年漁獲されている。

お問い合わせ先

調査研究部 管理増殖グループ

  • 住所:〒040-0051 北海道函館市弁天町20番5号 函館市国際水産・海洋総合研究センター内
  • 電話番号: 0138-83-2893