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函館水産試験場

マナマコ

 *写真は北海道新聞社発行 漁業生物図鑑「新北のさかなたち」から転載

マナマコ生態

    • マナマコ

分布・回遊

アラスカ、千島列島、サハリン、朝鮮半島、遼東半島及び北海道から九州までの日本各地に分布
生息場所は主に潮間帯から水深40メートルまでの砂れき底や岩礁

産卵期・産卵場

  • 産卵期:6月下旬~9月上旬
  • 産卵:受精卵は十数時間でふ化して浮遊生活に入る。植物プランクトンを食べ、、十数日で体長1ミリメートル弱になり、その後、0.4~0.5ミリメートルに縮んだ後、1~2日で5本の触手ができ、底生生活に移行、その後、骨片や管足が形成され早いもので2週間位で成体と同じ形になる。

主な漁業と漁期

  • 漁法:桁曳網、潜水漁業
  • 漁期:周年(産卵時期は資源保護のため採捕は北海道海面漁業調整規則で禁止、渡島、檜山支庁の採捕禁止期間は6月21日から8月20日まで)

お問い合わせ先

調査研究部 管理増殖グループ

  • 住所:〒040-0051 北海道函館市弁天町20番5号 函館市国際水産・海洋総合研究センター内
  • 電話番号: 0138-83-2893