農業研究本部

傾斜地における作業機の下方移動防止 第2報

島田 実幸

北海道立農試集報.27,15-25 (1973)

 実験室内に20°の傾斜地を作り、等高線に平行にレールを敷設し、6分力試験枠を設置した。これにより下方移動力を抽出し、トラクタの対地姿勢と下方移動力の関係を明らかにすると共に、下方移動防止装置の効果特性を究明した。  防止装置として、山側重錘加、保持輸の角度変化、保持輸の山側移動、ホイールスパイクおよびコルタを供した。保持輪の角度変化による効果が確認され、他方スパイ クは下方移動力の減少をもたらさなかった。


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