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酪農試験場

飼料生産技術グループ(草地飼料班)

飼料環境グループ 作物班

~あふれる緑、おいしい牛乳~

2014.6.18更新

 


私たちは、主に、根釧地域の基幹作物である
牧草や飼料作物について研究しています。
牧草は一度種を播くと、長い年月使い続けることになります。
そこで、優れた品種が地域に提供され、普及するよう、様々な
特徴を調べたり、上手な栽培・利用方法などを調べています。
そのほか、名前の通り、作物について幅広い課題を研究対象としています。


酪農試 飼料環境グループ 作物班のご紹介←仕事の内容、研究の方向について紹介をしています!(2009.4.24更新)

地域に合った新品種←優良品種の最新情報!(2011.4.19更新)

最近の研究成果←近年の主な成果を簡単に紹介します!(2012.4.19更新


平成24年度試験研究課題一覧(応募中または本年度契約未済の課題を含む場合があります)

1 牧草・飼料作物の品種に関する試験 (1) 牧草の地域適応性検定 新品種候補の、根釧地域における適応性を検定する
・アカクローバ(晩生)(4年目)
・アルファルファ(3年目)
・チモシー(2年目)
・オーチャードグラス(2年目)
(2) 牧草の耐寒性検定 新品種候補の耐寒性を検定する
・アカクローバ(晩生)(4年目)
・ペレニアルライグラス(山梨育成)(4年目)
・アルファルファ(3年目)
・チモシー(2年目)
・オーチャードグラス(2年目)
(3) 牧草飼料作物品種比較試験 民間育成系統又は海外導入品種の根釧地域における適応性を明らかにする
・シロクローバ(2年目)
・チモシー(2年目)
・メドウフェスク(2年目)
・アカクローバ(1年目)

・とうもろこし
(4) とうもろこしの地域適応性検定 新品種候補の、根釧地域における適応性を検定する
・極早生系統
(5) 牧草飼料作物の現地選抜 気象的条件の厳しさを利用し、品種になる前段階の個体や系統を評価する
・アルファルファ(混播適性)
・ライグラス類(選抜試験)
・とうもろこし組合せ検定、密植適性検定
2 牧草・とうもろこしの栽培法に関する試験  (1) ○乳剤を用いた飼料用とうもろこしのすす紋病低減効果に関する研究 寒冷寡照地帯で特に問題となっているとうもろこしのすす紋病について、薬剤防除による収量や栄養価の改善効果を明らかにする(H23-25)
(2) 冬期厳寒土壌凍結地帯における夏季造成安定技術の開発 新品種を活用し、根釧地域にて夏播きで安定的にチモシー・アルファルファ混播草地またはチモシー・アカクローバ混播草地を造成するための条件を検討する(H22-26)
(3) ○液剤を用いたリードカナリーグラス駆除法の開発 除草剤会社からの委託で、強害雑草で、なかなか根絶できないリードカナリーグラスを、効果的に駆除する方法を検討する(H22-24)
(4) 寒冷限界地帯における飼料用とうもろこしの安定多収栽培技術の確立 耐冷性に優れた極早生品種を活用した安定多収栽培法および簡易耕起栽培法を確立する。同時に、1kmメッシュ安定栽培マップを作成する。また、病害を回避抑制する技術を開発する(H22-26(栽培法・マップ部分は24年まで))
(5) 草地更新工法の簡略化による資材節減技術の開発 プラウ耕起(表土を埋め込む)をせず、表層撹拌により播種床を造成した場合、もとの土壌表層にたまった肥料分を有効活用できないか、検討する。(H22-24)
3 その他の試験研究および調査 (1) 寒地における夏季草地造成の安定性に関する広域予測 播種から晩秋までの気象条件と、植物体の養分充実度、越冬性との関係を解析する。最終的には地域ごとの気象条件に基づく夏季安定造成予測マップを作成する(H22-26)
(2) 新規資源作物の特性評価と栽培技術-多年生草本の特性把握と導入の可能性 エネルギー利用可能な資源用作物(新規導入作物のほか、既存の低利用農地等に自生するものを含む)の特性を評価する(戦略研究、H21-25)
(3) 温暖化条件における優良草地の維持対策調査 維持管理段階にある牧草地が、どのようにしてに地下茎型イネ科雑草等に侵されていくのか、実態調査研究を進める(H24~)


1kmメッシュ黄熟初期以降に達する確率マップ(とうもろこし安定栽培マップ)配布のお知らせ2008年4月11日 設置

チモシー主体アルファルファ混播草地の最大土壌凍結深別播種晩限マップ配布のお知らせ2015年6月8日 設置

Gめーる(根釧版)(草地に関する情報紙)
2002年5月23日更新(最終)

草地の利用形態別牧草種子の混播組合せ(H22根室版)<PDF>(根室管内農業振興連絡会議編 抜粋)2011年4月19日更新

簡易更新マニュアルのダウンロード2006年2月20日設置



地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 酪農試験場 草地研究部 飼料環境グループ 作物班 作成

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