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網走水産試験場

平成23年度 事業概要

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調査研究部

研究課題名 研究内容

漁場海底画像を利用したホタテガイ高精度資源量推定技術開発(新規)

けん引式海底動画撮影装置の開発と自動画像解析技術開発を組み合わせ、高精度資源量推定技術を確立する。 

海域間におけるマガレイ稚魚の成長の違いと餌料環境の影響の解明(新規)

日本海とオホーツク海のマガレイ稚魚の成長差と餌料環境の関係を明らかにする。同時に耳石成長量を使った天然稚魚の栄養状態評価ツールを開発する。 

漁業生物の資源・生態調査研究(継続)

カレイ類、キチジ、ミズダコ、ケガニ、スケトウダラ、ホッケ、サンマ、その他浮魚類、ウニ類の分布、年齢、成長等の基礎的生態の解明、資源評価と汽水湖の環境保全技術の開発

資源評価調査(継続)

スケトウダラ、マダラ、ホッケ、キチジ、マガレイ、ニシン、サンマ、マイワシの生物情報収集調査及び生物測定調査 

水産資源管理総合対策事業 (継続)

ホッケの漁業実態、漁獲物年齢組成調査、成熟生態調査 

ホタテガイ成長モニタリング調査(継続)

放流ホタテガイの成長及び海洋環境調査

日本海ホタテ貝採苗不振対策研究(継続)

ミトコンドリアゲノムのハプロタイプ頻度解析による石狩・留萌地区ホタテガイの親子関係解明を試みる

 

加工利用部

研究課題名 研究内容

道産タラ類の魚肉の冷凍変性抑制に関する基礎的研究(継続)

冷凍変性を受けやすいタラ類について、最近の知見等を活用した冷凍変性抑制法の検討 

食品素材のナノスケール加工及び評価技術の開発〔ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発〕(継続)

ホタテガイ貝柱や魚肉の微細化技術の開発及び微細化物の特性(ゲル形成能、乳化特性等)評価 

乾貝柱製品の品質データベースの作成と製造技術の高度化に関する研究(継続)

全道乾貝柱製造工場の乾貝柱製品品質データベース化と乾貝柱製造工程における乾燥技術の高度化 

水を利用したマイクロ化学プロセスによる道産資源の高機能化(継続)

マイクロ化学プロセスによる水産エキスを原料とした高付加価値食品素材の開発 

食用として利用の少ない地域水産資源のすり身化技術開発(継続)

イカナゴ等食用化が進んでいない魚の冷凍すり身化技術開発とそのゲル化特性把握やゲル物性改善の検討

道産ホッケの安全安心高品質化技術開発(継続)

寄生虫対策や一夜干し製品の品質安定化等による道産ホッケの安全・安心・高品質化技術の開発 

「宗谷産もずく」ブランド化のための技術支援(新規)

宗谷産モズクのブランド化をめざした原料特性や品質保持に関する技術支援 

水産加工技術普及指導事業(継続)

移動加工相談室の開催、巡回指導の実施 

 

お問い合わせ先

総務課

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