■北海道の木々たち


しんようじゅとこうようじゅ


木は針葉樹と広葉樹の2しゅるいに分けられます。針葉樹と広葉樹は、そのなり立ちや、葉の形、木ざいの使い方もちがいます。

しんちゃん
針(はり)のような
葉っぱのしんちゃん


針葉樹

多くのぢゅるいが、1年中葉がついている常緑樹(じょうりょくじゅ)ですが、中には秋に葉を落とす木もあります。
針のような細い葉がついているのが、とくちょうです。
幹(みき)がまっすぐで、広葉樹に比べると軽いですが、強い木材が多く、家の柱や梁(はり)などけんちくざいりょうに使われます。



ひろみちゃん
広い葉っぱの
ひろみちゃん


広葉樹

針葉樹よりも進化した植物で、 1年中葉の落ちない常緑樹(じょうりょくじゅ)と秋になると葉が落ちる落葉樹(らくようじゅ)があり、北海道で見られるのは、多くが落葉樹です。
針葉樹にくらべると重いことが多く、木目(もくめ)の模様(もよう)が複雑(ふくざつ)なものがたくさんあります。
それぞれのとくちょうを生かして、けんちくざいりょうだけでなく家具や道具などに使われています。

イタヤカエデの葉。ヤチダモで作られたテーブルとイス