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林業試験場

ブドウ科樹木の害虫

異常部位 症 状
幹・枝 穴が開く。たいてい木くず・虫糞が出る。樹皮下や材内に幼虫、ときに成虫がいる。
枝が膨らみ、それより先にある葉がしおれる。膨らんだところの中に幼虫がいる。
葉・新芽 葉がなくなる、食べられる。幼虫や甲虫がいる。
葉がスプレー状に白くなる。小さな虫が多数いる。穴・傷はない。

ブドウの穿孔性害虫

ブドウスカシバ 内部の幼虫体長最大約40mm。頭は赤茶色、体は黄色。

コウモリガ コウモリガ 幼木や低木の幹に糞や木くずのかたまりがある。幹の樹皮下がぐるりと環状に食べられる、あるいは材内に縦方向にトンネルが掘られる。内部に濁った黄白色の幼虫、体長最大約80mm。

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ブドウ科樹木の葉食性害虫

マメコガネ マメコガネ 体長9~10mm。6~8月に出現。

ヒメコガネ ヒメコガネ 体長約15mm。緑・紫・銅色などに輝く。6~8月に出現。

ブドウスカシクロバ ブドウスカシクロバ 幼虫は体長最大約20mm。6~7月に出現。

ブドウスズメ

トビイロトラガ

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ブドウ科樹木の吸汁性害虫

フタテンヒメヨコバイ 最大長約4mm。翅のある成虫は眼が黒く、頭部のてっぺんと体の中央付近に、それぞれ2つの黒点がある。

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