法人本部

表彰

2024年3月

  • 日本農作業学会2024年春季大会
    • 令和5年度大気・水・土壌環境保全活動功労者表彰
      (賞の概要)
    •   大気・水・土壌環境の保全に係る分野において貢献し、顕著な功績のあった団体及び  個人を表彰
    • (受賞者)
      • 三上 英敏(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 環境保全部 水環境保全グループ 研究主幹)
    • (受賞内容)
      • 入所以来、30年以上にわたり水環境の研究業務(特に湖沼の環境保全など)に従事してきた。また、これまでに国等の委員会に参画し水域の環境保全行政に貢献したほか、「網走湖における生物学的特性と環境変化」に関する研究で、陸水学会の論文賞を受賞している。
        環境省報道発表資料
  • 日本農作業学会2024年春季大会
    • 日本農作業学会優秀地域貢献賞
    • (受賞者)
      • 稲野 一郎(農業研究本部 中央農業試験場 農業システム部 システムグループ 専門研究員)
    • (受賞内容)
      • 「北海道における大規模畑作及び転換畑における農作業技術開発」
        有人トラクタとロボットトラクタの協調作業時においてロボットトラクタの安全性を担保するため、有人トラクタからロボットトラクタの監視作業時おけるオペレータの視線解析を行い、センターマーカの有効性を明らかにした。また、全国に先駆けて栽培された子実トウモロコシの栽培時における収穫乾燥時のエネルギー消費量および収穫乾燥シミュレーションを行った。
  • 第74回日本木材学会大会
    • 優秀ポスター賞
    • (受賞者)
      • 小井土 賢二(森林総合研究所)
        窪田 碧唯(東京理科大学)
        山下 香菜(森林総合研究所)
        古俣 寛隆(森林研究本部 林産試験場 利用部 資源・システムグループ 主査)
    • (受賞内容)
      • ガス化炉内クリンカ抑制を目的としたマツ灰の溶融性比較
  • 一般社団法人日本木材学会
    • 2023年度 日本木材学会奨励賞
    • (受賞者)
      • 高梨 隆也(森林研究本部 林産試験場 技術部 生産技術グループ 研究主任)
    • (受賞内容)
      • 北海道産材を活用した木質建築材料の長期的性能に関する技術開発

2024年2月

  • 公益社団法人畜産技術協会
    • 令和5年度(第58回)優秀畜産技術者賞
    • (受賞者)
      • 鹿島 聖志(農業研究本部 企画調整部 企画課 主査)
    • (受賞内容)
      • 黒毛和種の育種に関する研究を一貫して行っており、交配シミュレーションやゲノム育種価システム等、道内牛群の改良に寄与する成果を示した。
        これらは、普及指導員や関係機関との連携に加え、候補者自らによる現地実証や研修会により、着実に普及・利用されており、その 貢献度は大きい。
  • 第77回北日本病害虫研究発表会
    • 第16回北日本病害虫研究会賞
    • (受賞者)
      • 小澤 徹(農業研究本部 北見農業試験場 研究部 生産技術グループ 主査)
        新村 昭憲(農業研究本部 中央農業試験場 病虫部 病害虫グループ 主任主査)
        森 万菜実(農業研究本部 北見農業試験場 研究部 生産技術グループ 研究主任)
        小松 勉(農業研究本部 企画調整部 地域技術グループ 研究主幹)
    • (受賞内容)
      • 「北海道で大発生したコムギなまぐさ黒穂病に対する総合防除技術」
        北海道で多発したコムギなまぐさ黒穂病の発生生態を解明し、極めて高い防除効果を示す総合防除技術を確立するとともに、発生後の対応や小麦栽培における本病の発生様相など現場対応に必要な情報を示して被害拡大防止に貢献した。これら技術は速やかに普及に移され、道内の小麦安定生産に大きく寄与している。
  • 全国農業関係試験研究場所長会
    • 令和6年度 研究功労者表彰
    • (受賞者)
      • 塚本 康貴(農業研究本部 企画調整部 企画課 主査)
    • (受賞内容)
      • 「転換畑の土壌物理性改善と灌漑排水技術の開発」
        転作作物の生産性を高めるための土壌物理性改善指標値を設定するとともに、干湿害が生じやすい水田特有の土壌条件に対応するため、既存の用排水施設を利用した灌漑排水技術を開発した。
        これにより水田における畑作物の生産性向上に大きく貢献した。

2024年1月

  • 令和5年度日本応用糖質科学会北海道支部講演会
    • 日本応用糖質科学会北海道支部賞
    • (受賞者)
      • 五十嵐 俊成(農業研究本部 中央農業試験場 水田農業部長)
    • (受賞内容)
      • 「北海道米の澱粉分子構造と食味評価法の開発」
        北海道米の良食味米育種における成分育種の高度化を図るため、北海道米の澱粉分子構造に及ぼす登熟温度の影響を解析した。また、澱粉の分子構造に基づいた選抜指標の策定と新規食味評価法を提案した。これらの研究業績は、米の食味向上を図るための品種選抜手法の一つとして活用され、その成果は米産業の進歩に著しく貢献している。
  • 第57回森林・林業技術シンポジウム
    • 第36回研究功績賞
    • (受賞者)
      • 山田 健四(森林研究本部 企画調整部 企画調整部長)
    • (受賞内容)
      • 北海道カラマツの出材予測に貢献する新しい細り表及び材積予測式の構築と普及
  • 全国林業試験研究機関協議会
    • 第2回 研究支援功労賞
    • (受賞者)
      • 清水 光弘(森林研究本部 林産試験場 企業支援部 研究調整グループ 主査)
         
    • (受賞内容)
      • 永年に渡り、主に粉砕・成形技術を用いた木質材料の製造に関する試験・研究業務の支援に携わり、森林・林業及び木材産業に関する試験研究、技術向上の推進に貢献したことが認められた。

2023年12月

  • 公益財団法人北農会
    • 北農賞(品種育成)
    • (受賞者)
      • ホクレン農業協同組合連合会馬鈴しょ品種開発チーム
      • 農業研究本部 馬鈴しょ品種開発チーム
        池谷 聡、江部 成彦、藤田 涼平、千田 圭一、大波 正寿、萩原 誠司、中山 輝、田中 静幸、入谷 正樹、伊藤 武、竹内 徹
        ※試験研究実施時のメンバー
      • 農研機構北海道農業研究センター馬鈴しょ品種開発チーム
    • (受賞内容)
      • 馬鈴しょ(コナヒメ、コナユタカ、パールスターチ)の開発
    • 北農賞(報文)
    • (受賞者)
      • 十勝農業試験場
        原 圭祐、木村 智之、笛木 伸彦、石倉 究
        ※試験研究実施時の所属
    • (受賞内容)
      • 秋まき小麦の起生期からの可変追肥体系における収量の安定化効果
  • 2023年度日本土壌肥料学会北海道支部秋季支部大会
    • 優秀ポスター発表賞
    • (受賞者)
      • 八木 哲生(農業研究本部 中央農業試験場 農業環境部 環境保全グループ 主査)
        杉川 陽一(農業研究本部 中央農業試験場 農業環境部 生産技術グループ 主査)
    • (受賞内容)
      • 「生産現場データの解析に基づく秋まき小麦の栽培管理改善の可能性-オホーツク地域における播種時期および追肥時期の検討-」
        生産現場に蓄積されたデータを解析し、地域の実態を把握するとともに、解析結果を各地域での栽培管理の改善に活用できる可能性を示した。
  • 第19回バイオマス科学会議
    • ポスター賞
    • (受賞者)
      • 柳田 高志、高田 依里、小井土 賢二、久保山 裕史(森林総合研究所)
        古俣 寛隆(森林研究本部 林産試験場 利用部 資源システムグループ 主査)
        前川 洋平(森林研究本部 林産試験場 利用部 資源システムグループ 主査)
        石川 佳生(森林研究本部 林産試験場 利用部長)
        田原 聖隆(産業技術総合研究所)
    • (受賞内容)
      • 「設備購入補助金を活用した市町村における小型木質バイオマスガス化熱電供給装置導入の経済性評価」
  • 令和5年度 日本水産増殖学会 第21回大会
    • 学生・若手研究者優秀口頭発表賞
    • (受賞者)
      • 川崎 琢真(水産研究本部 栽培水産試験場 栽培技術部 栽培技術グループ 主査)
        後藤 千佳(水産研究本部 栽培水産試験場 栽培技術部 栽培技術グループ 研究職員)他2名(外部)
    • (受賞内容)
      • 「エゾバフンウニ種苗へのウニ養殖⽤配合飼料の給餌効果」
        エゾバフンウニの人工種苗は全道で約4千万粒が生産されている。この種苗生産には、天然海藻や加工海藻が用いられているが、これらの量的確保や安定的な入手が困難になってきている。本研究では、安定して入手可能なウニ養殖用の配合飼料を利用して人工種苗を生産するための給餌量を明らかにした。その結果、通常利用されているボイル冷凍コンブの1/3の重量の配合飼料を用いることで、従来通りの育成が行えることを明らかにした。

2023年10月

  • 第77回北海道新聞文化賞
    • (受賞者)
      • 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 農業研究本部
    • (受賞内容)
      • 【経済部門】
        食味を格段に向上させた水稲品種「ななつぼし」「ふっくりんこ」「ゆめぴりか」を開発し、道産米の食味向上や米農家の所得向上に貢献

2023年9月

  • 第34回廃棄物資源循環学会研究発表会
    • 優秀ポスター賞
    • (受賞者)
      • 福田 陽一朗(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 循環資源部 循環システムグループ 研究主任)
        朝倉 賢(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 循環資源部 循環システムグループ 研究職員)
        山口 勝透(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 循環資源部 循環システムグループ 主査)
    • (発表題名)
      • 「北海道における使用済み太陽光パネルが最終処分場の残余容量へ与える影響の検討」
  • 一般社団法人日本エネルギー学会第32回大会
    • ポスター発表賞
    • (受賞者)
      • 高田 依里(森林総合研究所)
        柳田 高志(森林総合研究所)
        久保山 裕史(森林総合研究所)
        古俣 寛隆(森林研究本部 林産試験場 利用部 資源・システムグループ 主査)
    • (受賞内容)
      • 木質バイオマス発電における排ガスからの熱回収ポテンシャル評価
  • 第44回日本食品微生物学会学術総会 優秀発表賞
    • (受賞者)
      • 小林 哲也(産業技術環境研究本部 食品加工研究センター 応用技術部 応用技術グループ 主査)
    • (受賞内容)
      • 第44回日本食品微生物学会において、ポスター発表した「低温増殖性Paenibacillus dokdonensis芽胞の耐熱性に及ぼす食品添加物の影響」の研究業績が評価されました。
  • 2023年度日本建築学会大会荷重・信憑性部門 若手優秀発表賞
    • (受賞者)
      • 高島 将人(建築研究本部 地域研究部 建築研究部建築システムグループ 研究職員)
    • (発表内容)
      • 「積雪による側圧の経時的計測」
         積雪による側圧は、これまで積雪期全体での最大値しか計測できておらず、その経時的変化や雪の性状との関係は明らかになっていない。本研究は積雪の側圧の経時的変化を計測し、積雪深や雪密度との関係を明らかにすることを最終目標とする。 本発表ではひずみゲージを用いたひずみの計測から、側圧の経時的な変化を算出した結果について報告した。本計測で得られた側圧の最大値は、既往の計測値と概ね良好に対応することを確認した。
  • 公益財団法人日本木材保存協会第39回年次大会
    • ベストプレゼンテーション賞
    • (受賞者)
      • 渡邊 朝美、池田 学、茂山 知己、須貝 与志明((株)ザイエンス)
        宮内 輝久(森林研究本部 林産試験場 性能部 保存グループ 主査)
        伊佐治 信一(森林研究本部 林産試験場 性能部 保存グループ 主査)
        平良 尚悟(森林研究本部 林産試験場 性能部 保存グループ 研究職員)
    • (発表内容)
      • 「亜鉛 -ジチゾン呈色方法に関する一考察-」
    • ベストポスター賞
    • (受賞者)
      • 鈴木 昌樹(森林研究本部 林産試験場 性能部 構造・環境グループ 主査)
        宮内 輝久(森林研究本部 林産試験場 性能部 保存グループ 主査)
        伊佐治 信一(森林研究本部 林産試験場 性能部 保存グループ 主査)
        長縄 竜一(産業技術総合研究所)
    • (発表内容)
      • 「ガスセンサを用いた壁体模型内の腐朽検出」
  • 日本土壌肥料学会2023年度大会(愛媛大会)
    • 第28回日本土壌肥料学会技術賞
    • (受賞者)
      • 中辻 敏郎(法人本部 研究戦略部長)
    • (受賞内容)
      • 「農耕地の生産環境評価のための手法開発とその活用」
        牧草の乾物生産および土壌浸透水量を予測するモデルの開発と、簡易な経験式や既往モデルを用いた作物生産への温暖化影響予測を通じて、こうした手法の開発と活用が、農耕地の生産環境改善や気候変動に適応するための技術開発、さらには行政施策の策定等に有効なことを示した。
  • 第12回日本土壌肥料学会技術奨励賞
  • (受賞者)
    • 八木 哲生(農業研究本部 中央農業試験場 農業環境部 環境保全グループ 主査)
  • (受賞内容)
    • 「北海道における飼料用トウモロコシの省資源・環境保全的施肥法に関する研究」
      北海道内で栽培面積が拡大する飼料用トウモロコシについて、土壌診断に基づく施肥法を提案した。また、酪農場から産出されるふん尿の活用について、環境に配慮した施用方法を提案した。これらにより、生産性を維持しながら、肥料節減および環境保全の実現が期待される。

2023年8月

  • The 13th Korea-Japan-China Joint Symposium on Rumen Metabolism and Physiology 「Best Oral Presentation Award」
    • (受賞者)
      • 足立 一(帯広畜産大学大学院)
      • 檜山 亮(森林研究本部 林産試験場 利用部 バイオマスグループ 主査)
      • 関 一人(森林研究本部 林産試験場 利用部 バイオマスグループ 専門研究員)
      • 中井 真太郎((株)エースクリーン)
      • 花田 正明、西田 武弘、福間 直希(帯広畜産大学)
    • (発表内容)
      • Analyses of the antimicrobial effect of the natural compound botulin
  • 公益社団法人日本食品科学工学会「感謝状」
    • (受賞者)
      • 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 食品加工研究センター
    • (受賞内容)
      •  学会の賛助会員並びに北海道支部の発展のために多大な貢献をしたことについて表彰されました。

2023年6月

  • 一般社団法人日本リモートセンシング学会 優秀論文発表賞
    • (受賞者)
      • 宇佐見 星弥(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 地域地質部 地域防災グループ 研究職員)
      • 石丸 聡(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 地域地質部 部長)
      • 野呂田 晋(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 地域地質部 地域防災グループ 主査)
    • (受賞論文)
      • 「北海道⾧流川中流域の活動的地すべりにおける時系列 SAR干渉画像を用いた変動観測」
      •  宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する陸域観測技術衛星だいち 2号(ALOS-2)に搭載された合成開口レーダ(SAR)が観測した2014年から2022年のデータを解析し、北海道有珠郡壮瞥町で発生している地すべり変動の詳細を捉えることに成功した。

  • 日本水大賞 厚生労働大臣賞
    • (受賞者)
      • 牛島 健(建築研究本部 北方建築総合研究所 地域研究部 研究主幹)
      • 石井 旭(建築研究本部 北方建築総合研究所 地域研究部 主査)
      • 小野塚 仁海(建築研究本部 北方建築総合研究所 地域研究部 研究職員)
      • 長谷川 祥樹(産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所 環境保全部 研究主任)
      • 富良野高校
      • 富川高校
      • 白石 航希(個人)
    • (受賞対象)
      • 「地域の水は自分たちで守る 地域ぐるみの水道維持管理支援」
      •  北海道の農山漁村に数多くみられる地元管理型の小規模水道を地域生活を支える重要インフラと捉えて調査研究を行い、さらに、実践的な取り組みとして、2017年からは北海道富良野高等学校と、2022年からは北海道富川高等学校と共に、地元高校と連携した地域による水インフラ管理体制づくりを行った。