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工業試験場

道総研工業試験場メールマガジン03/2/12Vol/20.11No.162

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ R3/2/12 Vol.20.11 No.162 ◆━━━━━━━
 ■□■     北工試だより ~道総研工業試験場メールマガジン~    ■□■
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1日、プロ野球各球団がキャンプイン、例年と違った静かな中での球春到来です。
昨今、データの活用が「野球」を変えました。アメリカでは、古くは「セイバー
メトリクス」による新たな指標に着目したチームの強化がありました。最近では、
動作解析の導入がアッパー気味のスイングを推奨するフライボール革命につなが
り、昨シーズン活躍したダルビッシュ投手は球速や回転軸を計測する機器を活用
し変化球の精度に磨きをかけました。こうした動きは日本球界にも及んでいます。
これらはDXの可能性が様々な分野に及ぶ一例ではないでしょうか。工業試験場で
は皆様のDXのご相談に応じます、課題をお持ちの事業者様はご一報ください。

※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「デジタルによる変革」
を表す言葉で、デジタル技術によって人々の生活をよりよいものに変革する
ことを意味しています。

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 目次 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【1】『JKA補助事業による新規導入機器』のご紹介!
【2】『EMCセミナー ノイズ対策の基礎と接地・グランドQ&A』開催のご案内!
【3】『食品関連機械研究会 AIセミナー』開催のご案内!(締切2/17)※再掲
【4】相談事例のご紹介!(電気機器の防水試験/機構解析について)

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【1】『JKA補助事業による新規導入機器』のご紹介!
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公益財団法人JKAの令和2年度機械振興補助事業により、次の機器が導入
されましたのでご紹介します。皆様のご利用をお待ちしています。

▼ヒートデストーションテスター((株)安田精機製作所 No.148-HD-500)
機能・特徴
・超高温下におけるプラスチックの耐熱性評価が可能
・JIS K7191-1(荷重たわみ温度)、JIS K7206(ビカット軟化温度)、
 IEC-J60335-1 30.1項(ボールプレッシャー試験)に対応
主な仕様
・同時試験数:3本
・試験温度:最高500℃(密閉気槽)
・昇温速度:50または120℃/hr

▼JKA補助事業設備紹介
http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/JKA/index.html

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【2】『EMCセミナー ノイズ対策の基礎と接地・グランドQ&A』開催のご案内!
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近距離無線NFCの普及や新周波数帯車載レーダーの登場、ビッグデータ収集用の
スマートグリッドなど、広大な北海道で電波を利活用する機会が増えています。
高度な電子機器の設計・試作開発・生産効率化には「電磁ノイズといかにうまく
付き合えるか」がとても重要です。北海道立総合研究機構では、道内企業への
技術普及とスペシャリスト育成をめざし、電磁ノイズ対策技術を習得するセミ
ナーを開催いたします。

◆日時:令和3年3月5日(金)13:30~16:30
◆会場:オンライン(ZOOM)形式
◆参加費:無料
◆内容:ノイズトラブルの実態から、「接地」「グランド」を含めた対策手法の
理解に重点を置いたセミナー内容となっております。

◆申込締切:令和3年3月1日(月)
▼お申し込み方法など、詳しい内容はこちらをご参照ください。        
/upload/28870/21EMC.pdf

【申込み・問い合わせ先】
道総研 産業技術環境研究本部 工業試験場 担当:宮崎
Email: miyazaki-toshiyuki@hro.or.jp
電話:(011)747-2947

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【3】『食品関連機械研究会 AIセミナー』開催のご案内!(締切2/17)※再掲
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「食品関連機械研究会」では、技術者、研究者を招聘した技術検討会の開催を通じて、
食品の安全・安心に向けた計測技術や機械化ニーズを把握し、食品選別・加工機械の
開発につなげる取組を進めています。
近年、自動化・省力化のためにAI・IoTの導入が進められてきており、食品製造業に
おいてもそれらの技術の活用が期待されています。今回、北海道大学大学院情報科学
研究院の山本雅人教授をお招きし、AI技術の食品産業への応用に関してご講演いた
だきます。
また、食関連産業省力化促進事業で進めている食関連のプロジェクト2課題の研究開
発事例を紹介いたします。オンライン開催いたします。お気軽にご参加下さい。

◆日時:令和3年2月24日(水)14:00~16:00
◆会場:オンライン(ZOOM)形式
◆参加費:無料
◆内容:
基調講演:「人工知能(AI)の最新動向と食産業への応用について」
      北海道大学大学院 情報科学研究院 教授 山本 雅人 氏
技術講演:「食関連産業省力化促進事業の研究開発事例」
      道総研 工業試験場         主査 井川 久
      ものづくり支援センター        主査 本間 稔規

◆申込締切:令和3年2月17日(水)
▼お申し込み方法など、詳しい内容はこちらをご参照ください。        
/upload/28869/21syokuhinAI.pdf

【申込み・問い合わせ先】
道総研 産業技術環境研究本部 工業試験場
産業システム部 情報システムG 担当:岡崎
Email: okazaki-shinya@hro.or.jp
電話:(011)747-2956 / FAX:(011)726-4057

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【4】相談事例のご紹介!(電気機器の防水試験/機構解析について)
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当場では、皆さんからの技術相談に研究職員がわかりやすく回答、アドバイスを
しています。今回は、レジ袋素材についての相談事例をご紹介します。ご相談の際
の参考にしてください。お気軽にご相談ください。
※お問合せ先:道総研 ものづくり支援センター 電話:011-747-2348
 
▼詳しい内容はこちらをご覧ください。
/upload/28871/san162.pdf

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 (地独)北海道立総合研究機構 産業技術環境研究本部 
          ものづくり支援センター 技術支援部工業技術支援G
          E-mail:iri-shien@ml.hro.or.jp
     メールマガジンホームページ:
     http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/magazine/
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