農業研究本部

アカクローバ黒葉枯病の発生生態および防除に関する研究
第1報 根釧地方におけるアカクローバ黒葉枯病の発生経過と病原菌子のう盤の成熟との関係

土屋 貞夫、尾崎 政春、成田 武四

北海道立農試集報.20,95-101 (1970)

 アカクローバ黒葉枯病は北海道全域に分布しているが、とくに根釧地方で多発し、 早春から晩秋までその発生が認められる。  本病の伝染源は地上に落下した枯死病葉上に生成される本病菌の子のう盤で、この子のう胞子によって本病が発生することを確認し、子のう盤の熟期と発病経過との関係を明らかにした。


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