5-1　クマイザサ桿に含まれる多糖類
平成４～５年

林産試験場では，これまでにササ資源の有効利用を目的として，粗飼料化や有用成分の利用技術の開発に取り組んできました。その結果，簡単な水抽出と飽和水蒸気処理の組み合わせで，カロリーがほとんどなく，しかも食品として優れた性質をもつ水溶性多糖体を製造する技術を開発しました。以下の論文では，北海道のササ資源の現況やササ成分の薬理作用や，ササから抽出された多糖体による免疫系を担う細胞を活性化させる効果について紹介しています。

ササの効用（１）－ ササ多糖体は病気に対する抵抗力を高める－
林産試だより 　2号　1994年　2月
著者: 青山政和

ササの効用 （その２）－ササ成分だけでお腹の調子がよくなる－
林産試だより 　3号　1994年　3月
著者: 青山政和

クマイザサ稈の糖含有量の変動
林産試験場報 　470号　1995年　3月
著者: 関一人 津田真由美 斎藤直人 青山政和

ササの化学組成
林産試験場報 　471号　1995年　5月
著者: 津田真由美 斉藤直人 関一人 青山政和

ササ成分の薬理作用
林産試験場報 　474号　1995年　11月
著者: 青山政和