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工業試験場

道総研工業試験場メールマガジン03/12/08Vol/21.11No.174

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ R3/12/8 Vol.21.11 No.174 ◆━━━━━
■□■     北工試だより ~道総研工業試験場メールマガジン~    ■□■
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今年も残すところわずかとなりました。今年は毎回コロナ禍への恨めしい思いを
書いてきたような気がします。
一方では国際的なサプライチェーンの再編、デジタル化や脱炭素化の動きなど、
社会的に大きな変革の動きが加速してきています。工業試験場としてもコロナの拡大に
配慮することはもちろんですが、同時にポストコロナを見据えて機動的な取り組みを
進め、北海道の未来づくりに貢献してまいります。
今年一年、本メルマガをご購読いただきありがとうございました。皆様、ご家族が健康で
新年を迎えられますようお祈り申し上げます。

      ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 目次 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【1】工業試験場の共同研究が北海道地方発明表彰を受賞しました!
「コンドロイチン硫酸オリゴ糖の製造方法」
【2】『自動運転に関するオンライン技術セミナー』のご案内!【締切1/12】
【3】『食ロボSIer育成研修(第4回)』のご案内!【第4締切1/7】
【4】『電磁波応用技術セミナー』のご案内【締切12/3・1/14】(再掲)
【5】『トヨタ生産方式・段取り改善オンラインセミナー』
のご案内【締切12/13】(再掲)

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【1】工業試験場の共同研究が北海道地方発明表彰を受賞しました!
「コンドロイチン硫酸オリゴ糖の製造方法」
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工業試験場が共同発明した「コンドロイチン硫酸オリゴ糖を製造する方法
(特許第6146733号)」が,丸共水産株式会社,名城大学薬学部山田教授と
共に令和3年度北海道地方発明表彰北海道経済産業局長賞を受賞しました。
コンドロイチン硫酸オリゴ糖は腸管吸収に優れるため,その独自の生理活性に
より機能性食品,医薬品原料,研究試薬などへの応用が期待されています。
本発明は,難消化性であるコンドロイチン硫酸を高温高圧の水だけを用いて
分解し,腸管吸収性のある低分子量のコンドロイチン硫酸オリゴ糖を,高効率
かつ低コストで大量生産する方法に関するものです。
一定の温度,圧力,反応時間において,高分子コンドロイチン硫酸が効率的に
オリゴ糖に分解されることを見出した本発明においては,コンドロイチン硫酸の
分解に連続式高温高圧水マイクロ化学プロセスを応用し,ミリリットルレベルの
微小反応空間において数秒程度の反応時間の内に加水分解反応を完了させます。
反応空間が微小であるため,反応条件の制御を厳密に行うことが出来,目的と
する分子量のコンドロイチン硫酸オリゴ糖を高純度で得ることが可能となり
ました。
本発明によって,これまでラボレベルでの実施に限られていたコンドロイチン
硫酸オリゴ糖を,産業レベルで利用することが可能となりました。

▼令和3年度北海道地方発明表彰
http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R3/jusho_hokkaido/index.html

▼技術支援成果事例集2014
/upload/27358/14.pdf

▼技術支援成果事例集・特集号「1次産業とものづくり技術」
-これまでにない高機能オリゴ糖製品
<マイクロ化学プロセスを用いた機能性糖鎖食品の開発>-
/upload/28237/tokusyu_seikatu.pdf

【お問い合わせ】
道総研 産業技術環境研究本部 工業試験場 材料技術部 (松嶋)
電話:(011)747-2950

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【2】『自動運転に関するオンライン技術セミナー』のご案内!【締切1/12】
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道総研産業技術環境研究本部では、現在注目を集めている自動運転に
ついて、自動運転システムの構成技術である認知・判断・制御技術に
ついて学び、製品開発に活かしてもらうため、道内の大学や企業等で
取り組んでいる自動運転に関する研究開発について紹介するセミナーを
開催します。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

◆開催日時:令和4年(2022年)1月17日(月)13:30~15:00
◆開催形式:オンライン(Zoom)
◆講師:
第1部 北見工業大学 地域未来デザイン工学科
情報デザイン・コミュニケーションコース 情報通信系 
准教授 川村 武 氏
第2部(株)ヴイッツ ソフトウェア開発事業領域 執行役員
兼 先端技術開発部 部長 服部 孝治 氏
◆内容:
第1部「UHF帯RFIDシステムを用いた車両位置推定と車輌誘導」について
第2部「積雪寒冷地域の交通弱者移動支援のための雪道走行を可能とする
自動運転技術の開発」について
◆対象:道内ものづくり企業等
◆定員:50名程度
◆費用:無料
◆申込締切:令和4年(2022年)1月12日(水)

【申込み先】
道総研 産業技術環境研究本部 ものづくり支援センター(高橋、中村)
Email: nakamura-sayumi@hro.or.jp
電話:(011)747-2324 / FAX:(011)726-4057

▼お申し込み方法など、詳しい内容はこちらをご参照ください。
/upload/2909/21unten.pdf

【留意事項】
このセミナーは、地域活性化雇用創造プロジェクト事業の一環として
北海道から委託を受けて実施しています。ご参加いただいた企業の皆様には、
セミナー参加後の雇用面での取組や雇用実績などの調査協力をお願いして
おります。

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【3】『食ロボSIer育成研修(第4回)』のご案内!【第4締切1/7】
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道総研産業技術環境研究本部では、コロナ禍の生産性維持に欠かすことの
出来ない食品加工メーカー等におけるロボット導入の担い手(食ロボSIer)
を育成するため、「食ロボSIer育成研修(全4回)」を開催します。どの回も、
参加のお申し込みは下記のWEB申し込みフォームまたはFAXより受け付け
ております(第1回、2回、3回は終了しました)。

▼WEB申し込みフォーム
https://forms.gle/8hViKEhPiVnkBe658

▼FAXでのお申し込み方法など、詳しい内容はこちらをご参照ください。
/upload/2910/21robok.pdf


■第4回 ロボットシミュレータ研修

◆開催日時:令和4年1月20日(木)13:00~17:00
◆形式:現地開催
◆場所:北海道立総合研究機構 工業試験場(1階 研修室)
◆定員:12名 ※残り4名程度
◆内容:デンソーウェーブ製ロボットシミュレータの操作研修を行います。
◆講師:(株)デンソーウェーブ 工場ソリューション営業部 東日本営業室
東北営業所 主任 小山 和寛 氏
◆対象:道内企業
◆費用:無料
◆申込締切:令和4年(2022年)1月7日(金)
◆申込方法:上記のWeb申し込みフォームまたはFAX

【留意事項】
・現地開催形式の研修につきましては、状況により開催方式等を変更する可能性が
ございます。あらかじめご了承ください。
・このセミナーは、地域活性化雇用創造プロジェクト事業の一環として北海道から
委託を受けて実施しています。ご参加いただいた企業の皆様には、セミナー参加後
の雇用面での取組や雇用実績などの調査協力をお願いしております。

【参考ホームページリンク】
/upload/2910/21robok.pdf
http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/yousei/index.html

【お問い合わせ先】
道総研 産業技術環境研究本部 ものづくり支援センター(中村)
Email: kaihatsu @hro.or.jp
電話:(011)747-2324 / FAX:(011)726-4057

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【4】『電磁波応用技術セミナー』のご案内【締切12/3・1/14】(再掲)
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道総研産業技術環境研究本部では、DX推進に必要なIoTのベースとなる
電磁環境技術の中から、道内ものづくり企業の即戦力となる電磁ノイズ対策
技術やリモートセンシング技術について学ぶセミナーを開催します。たくさ
んの皆様のご参加をお待ちしております。

◆開催日時:
第1回 令和3年(2021年)12月13日(水)13:30~16:30
第2回 令和4年(2022年) 1月25日(水)13:30~15:00
◆開催形式:オンライン(Zoom)  
◆講師:
第1回 (株)電研精機研究所 ノイズトラブル相談室 
シニアコンサルタント 平田 源二 氏

第2回 新潟大学 工学部 工学科 知能情報システムプログラム
教授 山田 寛喜 氏

◆内容:
第1回 「フィールドにおける電磁ノイズ対策」
・電磁ノイズの基礎知識
・ノイズ障害と接地・グランド
・ノイズ対策技術最新動向
※事前質問も受け付けます。

第2回 「ミリ波レーダーとその応用技術」
・ミリ波レーダの基礎
・MIMO技術による高分解能化
・人物検出・イメージングへの応用
・機械学習によるモーションセンシング

◆対象:道内ものづくり企業等
◆定員:各回30名程度
◆費用:無料
◆申込締切:
第1回 令和3年(2021年)12月 3日(月)
第2回 令和4年(2022年) 1月14日(火)

【申込み先】
道総研 産業技術環境研究本部 ものづくり支援センター(中村)
Email: nakamura-sayumi@hro.or.jp
電話:(011)747-2324 / FAX:(011)726-4057

▼お申し込み方法など、詳しい内容はこちらをご参照ください。
/upload/2908/21denpa.pdf

【留意事項】
このセミナーは、地域活性化雇用創造プロジェクト事業の一環として
北海道から委託を受けて実施しています。ご参加いただいた企業の皆様に
は、セミナー参加後の雇用面での取組や雇用実績などの調査協力をお願い
しております。

【申込み先】
道総研 産業技術環境研究本部 ものづくり支援センター(中村)
Email: nakamura-sayumi@hro.or.jp
電話:(011)747-2324 / FAX:(011)726-4057

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【5】『トヨタ生産方式・段取り改善オンラインセミナー』
のご案内【参加無料・締切12/13】(再掲)
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道総研産業技術環境研究本部では、トヨタ生産方式の中でも特に「段取り
改善」に焦点を当てたセミナーを開催します。コロナ禍のいま、生産性の
維持・向上を目指しながらも現場改善が進まず悩んでいる方にお勧めの
セミナーです。講師は、国内外で改善コンサルタントとしてご活躍され
ている松田龍太郎先生です。皆様のご参加をお待ちしております。

◆開催日時:令和3年(2021年)12月23日(木)13:00~17:00
◆開催形式:オンライン(Zoom)
◆講師:(株)SMC 代表取締役 松田 龍太郎 氏
◆内容:
・トヨタ生産方式と段取り改善
・段取り時間短縮の必要性
・段取り改善の効果、定義、考え方
・段取り改善のポイント、手順、着眼点 等
・段取り改善事例紹介
※事例紹介入りの資料を、事前配布いたします。
◆対象:道内ものづくり企業(管理・現場・一般事務 部門) 等
◆定員:30名程度
◆費用:無料
◆申込締切:令和3年(2021年)12月13日(月)

▼お申し込み方法など、詳しい内容はこちらをご参照ください。
/upload/28879/21toyota.pdf

【留意事項】
このセミナーは、地域活性化雇用創造プロジェクト事業の一環として
北海道から委託を受けて実施しています。ご参加いただいた企業の皆様に
は、セミナー参加後の雇用面での取組や雇用実績などの調査協力をお願い
しております。

【申込み先】
道総研 産業技術環境研究本部 ものづくり支援センター(中村)
Email: kaihatsu@hro.or.jp
電話:(011)747-2324 / FAX:(011)726-4057

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(地独)北海道立総合研究機構 産業技術環境研究本部 
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