北海道のケガニは、水産試験場の資源調査の結果をもとに許容漁獲量が設定されており、厳密な資源管理が行われています。 ここでは噴火湾海域の例を示しました。

資源調査結果から、ケガニの分布状態とその生息密度、どのような大きさのカニが多いか、などの情報を蓄積・整理して、資源の動向を把握します。

将来の資源の予測は、コンピュータによるシミュレーションを行い、どれくらいの漁獲で資源が増加するのか，あるいは減少するのかを計算しています。

これらの情報をもとに、毎年、許容漁獲量が設定され、ケガニ資源の維持・増大が図られています。