森林研究本部へ

林産試験場

4-12 北海道産樹木成分の薬理・生物活性

4-12 北海道産樹木成分の薬理・生物活性
平成5~7年

北海道の森林面積は北海道全土の2/3 を占めます。その豊かな森林には,森林の主体である樹木も,それに寄生している野生キノコの種類も多く,成分の観点からみればそれぞれが非常にバラエティに富むバイオマスの一つです。本研究では未利用森林バイオマスの新規用途開発の一環として,道産樹種の樹葉,樹皮,野生キノコを取り上げ,それらに含まれている薬理活性成分や有害菌類に対する抗菌成分を明らかにし,保健衛生分野における新規用途の開発を目的としました。実験では,道産樹木146樹種の樹皮や樹葉および165種の野生・栽培キノコ含有成分の薬理,生物活性試験を実施しました。関連する文献には以下のものがあります。

林産試験場の平成5年度試験研究成果の概要
林産試験場報  466号 1994年 7月

林産試験場の平成6年度試験研究成果の概要
林産試験場報  472号 1995年 7月

林産試験場の平成7年度試験研究成果の概要
林産試験場報  478号 1996年 7月

ホオノキ樹皮中の抗菌成分
林産試験場報  499号 2000年 1月
著者: 森満範 青山政和 土居修一