自然環境部
生物多様性を守り北海道の自然豊かな暮らしを未来に!
近年、ネイチャーポジティブや30by30へ向けた取り組みが注目され、地球規模で自然環境の保全や生態系サービスの持続的利用に対する重要性が高まっています。その一方で、国内ではクマ類やシカなどの野生動物が都市部に侵入する事例の発生や農業被害の拡大といった、あつれきの増大が大きな社会問題となっています。自然環境部では、本道の多様な動植物の生態や生息(生育)環境、個体数の把握などに関する基礎的な研究に取り組むとともに、そのような研究で得られた知見を基盤として、湿原や海岸など貴重な生態系の再生や野生動物が引き起こすあつれきの軽減、野生動物の資源活用といった応用分野の研究を充実させています。また、行政や道民のみなさんから寄せられる技術支援の要望に応じ、研究成果を活用した普及・啓発活動にも積極的に取り組んでいます。
主な取り組み
野生動物の管理
| 生態系や希少種の保全
| 外来種の防除
|
![]() | ![]() | ![]() |
メンバー
| 【自然環境部】 | キーワード |
部長 石井 弘之(Hiroyuki Ishii) | 緑地生態学、環境アセスメント、野生鳥獣管理 |
| 【生態系保全グループ】 | |
研究主幹 | 湿原生態系、海浜生態系、農村生態系、希少種、保全生態学 |
主任主査(植生) | 鳥類、農村生態系、希少種、分布、生息環境 |
主査(生息環境) | 有蹄類、移動生態学、草原生態系、バイオロギング、ドローン観測 |
主査(個体群動態) | 森林生態学、野生動物管理、動物植物相互作用、統計モデリング、大規模長期モニタリング |
研究主任 | 生態系管理、野生動物管理、保全生態学 |
専門研究員 | 海浜植物、耕作放棄地、希少種、種子繁殖、マルハナバチ |
専門研究員 | 分析化学、陸水学、水環境、窒素、リンの動態、重金属挙動 |
| 【生態系管理グループ】 | |
研究主幹兼主査(生物資源) | ニホンジカ(エゾシカ)、野生動物管理、動物植物相互作用、カメラトラップ、捕獲技術開発 |
SA兼主査(野生動物) | ヒグマ、野生動物管理、分子生物学 |
主査(生態系) | 野生動物管理、保全生態学、野生動物由来感染症、鳥類、哺乳類、カメラトラップ、GIS |
研究主任 | 海浜植物、耕作放棄地、湿原、希少種、種子散布、遺伝解析 |
研究主任 | ヒグマ、分子生物学、野生動物管理、採食生態 |
研究職員 | 野生動物管理、空間生態学、哺乳類、外来種 |
研究職員 | 動物生態学、食肉目、採食生態、種間関係、人為影響、外来種 |
| 【道東地区野生動物室】 | |
道東室長(兼務) 稲富 佳洋(Yoshihiro Inatomi) | ー |
| 【道南地区野生動物室】 | |
道南室長(兼務) 釣賀 一二三(Hifumi Tsuruga) | ー |
進行中の主な研究課題
【戦略研究】
- 気候変動による森林被害リスクの評価と適応策(R7〜11)
【重点研究】
- 養鶏場における感染症リスク低減のための野生動物の侵入対策の提案(R7〜9)
【経常研究】
- エゾシカ総合対策に関する研究(R4〜8)
- シカの進出による高山植生への影響評価に向けた観測手法の確立(R7〜9)
- ヒグマの生息及びあつれき動向の把握に関する研究(R4〜8)
- 都市部におけるヒグマの出没要因に関する研究(R6〜9)
- 道内におけるアライグマの生息状況の評価(R6〜10)
- 自然公園区域外湿原の劣化状況の評価に関する研究(R5〜9)
- 海浜植物群落における更新メカニズムの解明と保全再生(R5〜7)
- 農地再生が困難な荒廃農地における生物多様性の現状と評価(R4〜8)
【道受託研究】
- ヒグマ地域個体群生息数推定に係る調査研究(R7〜8)
- 北海道希少野生動植物種調査(H14〜)
【その他受託研究】
- 東日本における加害性および各種データに基づくシカ捕獲適地予測(国庫受託研究、R7~11)
【共同研究】
- カメラトラップによる野生動物モニタリング手法の標準化とネットワーク形成(国環研Ⅱ型実施共同研究、R7〜9)
- ドローンを活用したエゾシカ捕獲適地の選定(一般共同研究、R6〜7)
- 北海道認証エゾシカ肉の品質向上に関する研究(一般共同研究、R5〜7)
- 札幌市内に出没するヒグマに関する研究(一般共同研究、R4〜8)
【公募型研究】
- クマ側と人側の両方の要因を考慮したクマと人との遭遇リスク解析(科研費(基盤C代表)、R7〜9)
- アライグマの成長・繁殖力を支える資源環境は何か?効果的な防除に向けた実証研究 (科研費(スタート支援)、R7~8)
- 水晶体時系列分析を用いたヒグマの食性復元と農作物依存個体の形成機構の解明(科研費(若手)、R6〜8)
- ニホンジカ低密度化後の植生保護柵撤去が森林植生に及ぼす影響(科研費(若手)、R6〜9)
- 野生草食獣の大移動と遊牧社会の持続的共存のための生態・獣医・情報学連携(科研費 国際共同研加速基金(海外連携研究代表)、R6〜9)
- 海岸砂丘における海浜植物種別および群落スケールのCO2フラックス特性の解明(科研費(基盤C分担)、R4〜7)
終了した研究課題はこちら
関連リンク
【プレスリリース】
2025/12/23:「眼は口よりものを言う?-ヒグマの水晶体から若齢期の食性履歴を時系列で復元-」
2025/12/23:「希少高山植物ヒダカソウの自生地への移植試験を開始」
2025/10/15:「詳細スケールでのエゾシカ捕獲の効果をはじめて解明~効率的なエゾシカ対策に貢献~」
2025/6/3:「『OSO18』および標茶町周辺のヒグマの食性解析」
2025/5/3:「エゾシカにより樹木の種子が長距離運ばれることを解明」
2024/10/1:「劣化した海浜植物群落の表土掘り取りによる再生でハマヒルガオの遺伝的多様性も上昇」
2024/2/7:「ヒグマが植物の種子を運ぶ -北海道の自然生態系におけるヒグマの役割-」
2022/1/28:「シンポジウム「野生の営みのダイナミクスに迫る~世界遺産シリエトクのヒグマとエゾシカ」を開催します」
【成果発表会】
【広報誌「エネ環地研VIEW」】
第5号「自然環境部の挑戦! ~生態系の保全と野生動物との共存を図り、北海道の生物多様性を未来に引き継ぐ!~」(2023年2月15日 発行)
【研究報告書など】
ヒグマとのあつれきを避けるために−ヒグマのこと、もっとよく知ろう−
阿寒摩周国立公園の森林植生に及ぼすニホンジカの影響把握に関する調査の手引き
囲いわなによるエゾシカ捕獲の手引き ~草地適用型囲いわなの紹介~
【データマップ】
【動画】 道総研YouTubeチャンネル
B・Bといっしょに のぞいてみようヒグマのくらし(セミナー編)【R4道総研セミナー #1】
B・Bといっしょに のぞいてみようヒグマのくらし(リポート編)【R4道総研セミナーのご紹介】
環境研究総合推進費 一般公開シンポジウム『野生の営みのダイナミクスに迫る〜世界遺産シリエトクのヒグマとエゾシカ〜』
フィールドに出て鳥を見よう!【ランチタイムセミナー#29(2012年9月20日)】
新しい地図が魅せる!「捉える」【ランチタイムセミナー#14(2011年6月28日)】
エゾシカを食べて生物多様性を守る【ランチタイムセミナー#05(2010年10月13日)】
クマ出没の裏を読み解く-森とクマと人と-【ランチタイムセミナー#04(2010年10月12日)】
知ってる??アライグマ【知活ゼミナール2021(札幌市立大学・道総研共同セミナー)】
ヒグマ出没の背景と対策を考える#5【道総研セミナー(2012年9月29日開催)】
ヒグマ出没の背景と対策を考える#4【道総研セミナー(2012年9月29日開催)】
ヒグマ出没の背景と対策を考える#3【道総研セミナー(2012年9月29日開催)】
ヒグマ出没の背景と対策を考える#2【道総研セミナー(2012年9月29日開催)】
ヒグマ出没の背景と対策を考える#1【道総研セミナー(2012年9月29日開催)】
- お問合せ:地方独立行政法人北海道立総合研究機構
- 産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所
- 研究推進室 研究情報グループ
- TEL 011-747-2434 Email eeg-koho@hro.or.jp



