水産研究本部

試験研究は今 No.364「稚内水産試験場新庁舎が完成」(1998年11月13日)

稚内水産試験場新庁舎が完成

1.はじめに

  稚内水産試験場の建設開始の話題については先に「試験研究は今NO.316」で紹介しましたが、一部の外構工事は残っておりますが、平成10年9月に管理研究棟や飼育試験場が完成しました。(写真)

  新庁舎は旧庁舎に比べて施設、設備、備品、機器類などが充実しましたので、我々はこれらを積極的に活用し水産業の振興のために先導的な研究を展開して、道民の期待にスピーディーに応えていきたいと考えております。

2.庁舎引越しについて

  長年住み慣れた庁舎からの引越しでは、一抹の寂しさは感じるものの期待と希望をもって職員総出で10月3,4日の両日に天候にも恵まれて無事終了することができました。

3.記念植樹について

  宗谷管内漁協婦人連絡協議会創立40周年を迎え、その記念植樹をかねて10月5日には落成記念植樹をとりおこないました。(写真)この記念植樹には、宗谷管内漁協婦人部連絡協議会の北崎初恵会長ならびに役員をはじめ、指導連・信漁連の代表者及び当場の職員が10数名参加して中庭に稚内の木であるサクラとナナカマドを3本づつ植樹しました。

  午後から植樹をしましたが、この日は生僧の天気で強風が吹き荒れておりましたが、これらの植木が漁村の活性化と繁栄を祈念して、つつがなく植樹作業は終えました。

4.魚の試験輸送について

  10月中旬から飼育実験棟の水槽にサハリンと留萌産まれのニシン、ヒラメ、クロソイ、キツネメバル(マゾイ)などが搬入され、これからの試験魚としての使命を迎えることになりました。今、これらの魚達は水槽内を所せましと元気に泳いでおります。

  この搬入に際して、社団法人栽培漁業振興公社・島牧村役場の関係職員等の協力を得たことにお礼申し上げます。

5.おわりに

  これからは、新庁舎の見学を希望される方々が多数おられると思いますが、皆様に広く、水産について理解していただくためにギャラリー等を設けておりますので是非ご来場下さい。なお、交通アクセスについては次のとおりです。最後に新庁舎の住所などについてお知らせします。

郵便番号097-0001
稚内市末広4丁目5番15号
TEL0162ー32ー7177
FAX0162-32-7171
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(稚内水産試験場 企画総務部 主査)