水産研究本部

試験研究は今 No.301「「試験研究は今」300号達成!」(1997年4月18日)

「試験研究は今」300号達成! -さらに分かりやすい広報普及をめざしていきます。-

  本紙は、平成元年に創刊し、毎年40号ずつ発行してきました。当時、各地域で開催された試験研究ブラザで「分かりやすい広報を!」との声が多く寄せられ、この要望にお応えするよう、継続発刊してきました。今回は、本紙がどのように作られ、皆さんの手元に届くか、簡単に紹介したいと思います。

計画作成から原稿執筆、発行まで

  図1に、本栂の年間発行計画作成から印刷、配布までの流れを示しました。
まず、前年度末に翌年度の発行計画が漁政課で作成され、周知されます。各水試には年間5画の執筆機会が与えられます。各機関では担当号ごとに執筆者を決め、著者は、発行の2週間前までに漁政課に原稿を提出することになります。なお、水試研究員等は企画情報室経由で原稿を提出することとなり.、情報課では表記の統一(常用漢字など)や・原稿の前閲(分かりやすい表現への書き換えなど)を行います。

  こうして集められた原稿が漁政課で校正後、印刷業者によって毎週金曜日(祝日の関係で休刊日もある)に印刷され、そのうち二部分は漁協系統通信と一緒に、皆さんの手元にも配布されるというわけです。

  なお、裏面に、8年度(260号以降)の総目次を掲載しましたので、参考にしてください。

おわりに

  以上、本紙発行までの流れを大まかに紹介しました。水試ではこの他にも各種広報誌(紙)等を刊行しています。いずれも漁業関係者や一般道民を対象に「水産試験研究の成果を分かりやすく広報する」主旨に沿って、今後とも図表など含めながら読みやすい紙面づくりをめざして創意工夫していきたいと考えています。
    • 試験研究は今 平成8年度 総目次

(中央水試企画情報室 益村 尚隆)